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Time is money制度  作者: 刹那END
創始者
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9/35

創始者F

 そう。当たり前。俺が会社の仕事なんてチョロいと考えていた結果が今の自分だ。

 そして、それを俺は何度も繰り返してきたはずなのに、また、繰り返してしまった。

 学ばない人間。莫迦。

 これから、俺はどうすればいい? 何をすればいい? 分からない。何も分からない。

 俺は会社からの帰り道の人通りの少ないその道で膝を着いた。

 立つ気力がもう無い。立ちたくない。死にたい。

 そう思った瞬間に俺は気づいた。

 そうだ! 死んでしまえばいいんだ! 特に現実は好きでもない。今日で仕事も無くなった無職。もうこの世に思い残すことは何一つとしてない!

 俺は走った。

 走って、さっきまで帰っていた自分の家とは逆の会社へと戻った。

 どうせ死ぬんなら、会社のビルから飛び降りて自殺してやる!


 こうして俺はクビになった会社のビルの屋上へと足を踏み入れた。

「はは……なんだよ、この景色……」

 その夜の俯瞰風景は――星空のように綺麗だった。

「現実は残酷なんじゃないのかよ……なんでこんなに綺麗なんだよっ!」

「それはまだ、現実に絶望して無いからなんじゃないかのぉ……」

 その声は俺の後ろから聞こえてきた。頭の中から聞こえてくるものではない。


 俺の後ろからちゃんと聞こえてきた。

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