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Time is money制度  作者: 刹那END
創始者
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8/35

創始者O

 それから俺は二次面接にも合格し、最終面接も合格した。という事は、就職先が決まったと言うことだ。

 あの女に「ざまぁみろ! ちゃんと就職できたじゃねえか!」と言いたい。

 これでやっと、大学生生活をまだ、楽しめるようになった。

「お前、幽霊見たとか変な事、言ってたのに俺よりも先に就職先決まるとはなぁ……」

 俺が女の声に驚いた時に咄嗟に電話した友人が声を掛けてきた。

「まあな。お前も頑張れよ」

「……何その上から目線。ムカつくんだけど?」

 ハハハッ! 何とでも言え!

 とは口に出さずに心中に留めた。


 だが、社会とは俺の考えているほど、甘いものではなかった。




「君、クビだよ」

「えっ?」

「いや、『えっ』じゃなくて、もうこの会社には来なくて良いって言ったの。良かったねぇ? 明日から永遠の休日だぁ」

 大学を卒業し、就職した会社。

 そこで一年働いた俺は今、目の前の上司に「クビ」と宣告されている。

「いやぁ、仕事の出来も悪いし、遅いし、君を雇っていたって、こっちには何のメリットも無いってわけだ。残念だけど、明日……いや、準備期間もあるし――――」

 その後の言葉は俺の耳には届かなかった。

 絶望したが、納得した。

 そうだ。こうなるのは当たり前だったんだ。

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