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創始者N
一度は自らを天才と思った自分を今は呪いたい。
何故なら、俺は莫迦だからだ。莫迦すぎて話にならないくらいの莫迦な俺だ。
さっきから俺は自分の事を莫迦莫迦と言っているが、その理由はちゃんとあった。
面接に持っていくべき書類を忘れたからだ。
あー。もうこれでここの会社の不合格は決定かぁ……
これで何度目の憂鬱だろうと数える気にもなれずに俺はフォースとフード店へと足を踏み入れた。
そこで、ハンバーガーのセットを頼んで、適当な席に着いて、腹を満たしていた。そして、反省してみる。
やっぱり、書類忘れたとこがダメだったなぁー……他はうまくいってたのになぁ……俺はとことんついてない……
自分の不幸さにも溜息を吐いて、俺はジュースを飲み干した。
それから一週間が経ち、何度も何度も面接を受けた。
家に帰ってみると、この前の書類を忘れた会社の面接の結果が来ていた。
「はぁー……見なくてもわかるっつーの」
と、封筒を破いて、中の折りたたまれた紙を取り出す。
その折りたたまれた紙を開いて、結果を凝視した瞬間に俺は驚愕した。
「え?」
目を疑う。
「えーと……合格? 二次面接……」
えっ……!? マジで!?
よっ――――
「――しゃあああ!!」




