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創始者B
使命……?
“お前はそれを行うことにより、歴史に名を刻むのじゃ”
歴史に名を……?
女の言っていることが一つも理解できない俺は笑うしかなかった。
「そりゃあ、俺だって、それが実現すれば良いなと思ってるし、あれを使えば実現可能なことも分かった。けど、俺にそんな権力ねえんだよ……就職先も決まっていない大学四年生。それが俺なんだよ!」
“なろうと思えば、誰だってスターになれるんじゃ。それをなれないと嘆いている奴らがスターになれるわけはなかろう。さあ、お前はどっちを選ぶ?”
どっちだと……?
“就職先も決まらずにフリーターへと成り下がるのか。それとも、わしと手を組んで「Time is money制度」を実現させ、時の人となるのか”
俺にはどっちかの道しかないのか……? こいつは俺が就職できないって言いたいのか……?
“そうじゃろう? 不合格になった理由も考えずに同じことを繰り返すばかり。いつまで経っても面接が通らないのはお前の責任だ。考える事を放棄したお前の”
俺は自分の行動を思い返してみた。そう。全て、女の言っている事は当たっていた。
“さあ、どうする? お前はどっちを選ぶのじゃ?”
俺は……俺は……――
――――面接の時の原稿を考え直します。




