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創始者Be
「は? 何? 俺にしか聞こえてない?」
『お前何言ってんだよ……もう切るぞ』
「あ、おい! ちょっ!」
通話は一方的に切られてしまった。
俺にしか聞こえてない……? やっぱり、幽霊なのか?
“幽霊ではない。お前に知恵を与えに来た”
「うわぁ! また、聞こえてきやがった!」
いや、ちょっと待てよ……知恵を与えに来た……? 何? 神様?
“神……ふぅむ。それに近い存在ではあるな”
てか、よく聞いてみれば、女の声? けど、口調はじいちゃんみたいだな……
俺は今、周りに誰もいない道のど真ん中に突っ立っている。そして、さっきからの女の言葉に疑問を持った。
俺の頭の中で言った事を、まるで、分かってるみたいだ……
“ご名答。お前の頭の中は丸見えだ”
丸見え……丸見えってプライバシーの侵害?
冷静になれない俺はいらない事ばかりを考えている。
お前……誰……?
“さっきから言っておる。わしはお前に知恵を与えに来た”
俺に……知恵を……?
“そう。お前の頭の中にある「Time is money制度」を実現させようではないか”
「Time is money制度」? ……俺が考えてた時間を金に金を時間に変えられる奴の事か……?
“そうじゃ。お前にはそれを実現させる力と使命がある”




