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Time is money制度  作者: 刹那END
社長
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21/35

社長He

 それから、五年の時が経った。

 五年とは長いものでその中で世界は五年前には創造できないほど変化していた。

 そして、その変化を促進させる要因になったのが、Time is money制度だった。

 二年前に日本で施行されたTime is money制度により、日本は先進国の中でもずば抜けた技術を持つことになった。

 Time is money制度とはどんなものなのか、簡単に説明すると、パソコンだ。

 Time is money制度の本体――Time is money Main body――通称、TMは東京にある。

 そのTMに送られてくる要望とお金。例えば、古典の形容詞のシク活用を頭に入れたいとすれば、決められたお金をTMの管理会社、つまりは俺の会社に払えば、TMによって直接、その人の頭にデータが送られる。そして、そのデータをインストールすれば、古典の形容詞のシク活用は完璧となる。

 そう。もはやパソコンなのだ。データは電波として、その人の脳に送られる。

 だが、一つだけ欠点がある。

 TMが停止すれば、データも失われる。データを保存するためのメモリースティックのようなものもあるのだが、表では全く知られていない。



 ――――だが、裏のほんの一握りの者達はそれについて知っている。

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