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Time is money制度  作者: 刹那END
救世主
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19/35

救世主F

「早速、私の言う事を聞きいてもらうわ」

 と、俺の反論なんて聞かないと言わんばかりに言ってきた女。

「多分、一千万は今日で百億になっていたはずよ」

「さあな……」

「まあいいわ。そのお金でこの企業の株を全て買いなさい」

 と、パソコンを弄り始める女だったが、俺はその姿を一向に見ようとはしない。

「あなた……救世主になりたくないの?」

「お前の計画は救世主じゃない……」

 溜息を吐く女は俺の方へと近づいて、顔を近づけてきた。

「――真実を教えてあげようか?」





「は……?」

「今、言った通りよ。あなたが“Time is money制度”を創らなければ――――日本は滅びるわ」

 女からの衝撃の事実に俺の心は揺れた。

 このまま、女の言う事を真に受けて、女の言うとおりに動くのが良いのか、悪いのか……

 人生には最大の選択がある。

 それが、この選択なのだとしたら、俺は慎重に選ばなければならない。

「考える……時間をくれ……」

 そう言って、顔を俯かせた俺。だが、女は即答した。

「無理。今すぐ決めなさい」

 くそぉ……

 俺は悩みに悩んで回答を出した。

「分かった……お前の言うとおりに動く……」

 俺はパソコンの方へと近づいて、その会社の株を全て買った。

 と買ったところで気付いた。

「これ……もはや俺が社長になるんじゃ……」

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