↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Time is money制度  作者: 刹那END
救世主
PR
11/35

救世主H

 救世主……?

 俺はその足を止めた。そして、女の顔を見た。

 女はにこりと微笑む。

「救世主。その言葉は好き?」

 救世主……誰だって主人公になりたい。漫画のようなアニメのような主人公になりたい。

 そんな願望を抱くのは当たり前の事であり、目の前の女はそんな救世主――主人公に俺がなれると言っている。

「どうやったら……なれる……?」

 救世主……そんな女の言葉を信じて、俺は自殺をやめるのか……? いや、賭けてみてもいいんじゃないか……?

「簡単じゃ。お前が望めば、いいだけだからのう……」

 俺が望めば……?

「冗談だろ……?」

「冗談じゃ。望むのは誰だってできる。じゃが、お前にはそれが第一関門」

 第一関門ねぇ……

 俺はその関門を超えてはいけない一線と予想した。

 それを超えて、目の前の女に騙されるか。巨万の富みを得るか。ここで飛び降りるか。だったら――

「――望んでやるよ! 救世主になりたいって!」

 女は笑みを浮かべた。

「フフッ……よく決断したのう。これで晴れて、第一関門突破じゃ。で、その次に第二関門じゃが、金を全て使い、わしが言ったところの株を買え」

 せっかく決断した心がすぐに歪んだ。

「おい……俺はお前を……本当に信用してもいいんだろうな……?」

「勿論じゃ」

 信用できそうにねぇぇぇぇえええええ!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。