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軽口ひとつで、人は死ぬ  作者: みやび68


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4話

笑い声が、頭の奥にこびりついている。

忘れたいのに、離れない。


「なぁ⋯お前、どこかで会ったことあるか?」

「⋯忘れたのか⋯?」

「⋯⋯⋯」

「⋯そうか⋯忘れたんだな⋯」

「っ⋯!まさか⋯!」

「もう遅い⋯」


静かに、鎌を振り上げる。

何かを言いかけた口が、止まる。

冷たく見下ろし、ゆっくりと立ち去る。


頭の奥で響く笑い声。

俺を殺したくせに、忘れていた。


「俺を殺したやつは、許さない⋯」




「なぁ!例の連続殺人、また進展あったらしいぞ!?」

「⋯進展?」

「被害者、地元が一緒ってだけじゃなくて⋯同じ学校かもって話も出てるらしい!」

「⋯そうなんだ⋯」

「偶然だと思うか?」

「⋯どうだろうね⋯」

「俺はさ、過去に何かあったんじゃないかと思うんだよな〜」

「⋯例えば?」

「いや、そこまではわかんないけど⋯とにかく!俺は大丈夫そうだなって安心したよ!」

「⋯恨まれるような事はしてないから?」

「そうそう!通り魔じゃないなら、俺が被害者になる事はないよ!」


明るく笑う同僚を横目に、空を見上げる。


「雨、降りそうだね⋯」

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