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ユグドラシル物語~未来を見る瞳  作者: あおい聖
聖王国編 第三部 氾濫
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15話 オーク・ジェネラル

 進軍を開始した砦の部隊に居るカナメはロードの背に乗って部隊と歩みをそろえ進んでいると


 不意に瞳に激痛が走る



「痛っ!」



「カナメ? どうかしたのですの?」



 右肩に乗っていたハクオウがカナメへ声を掛ける



「何でもな・・・」



 そう言いかけたカナメの瞳に赤く見たこともない情景が映し出される



(何だ? 赤だから危険?)



 そんなことを意識すると大きなオークが城壁へ上り兵たちを蹴散らす


 更にそんなオークの前へノボルが立ちはだかり


 次の瞬間頭から真っ二つに切り裂かれた


 その光景に目を背けるかのように瞳を閉じ再度開けた時には消えていた



「カナメさま? 大丈夫ですか?」



 今度は左肩からコクテイが覗き込む



「・・・」



 カナメは暫く返事ができなかった



(・・・確か神眼の勇者の話にあったな・・・仲間の危機にその情景が映し出され、その情景と同じことがその後起きたという記述が・・・はっ! まさか!)



「カナメ! カナメ!」



 心配したハクオウがぺチぺチとカナメの頬を叩き心配する



「悪い。ちょっとスキルが勝手に発動して・・・」



 その言葉にハクオウが



「そう? ならいいのですわ。」



 するとカナメはそれまでと違い張り詰めた表情で



「いや、良くないことがこれから起きそうなんだ。」



 カナメは他の兵たちに聞こえない声でスキルのことと先ほど見た光景を話すと



「なら急ごうぜ!」



「そうです。カナメさまのお仲間であれば僕たちの仲間でもあります。急ぎましょう。」



「きっと助けますわよ!」



 そう言ってロードは全力で駆けだす



「ん? カナメ殿? カナメ殿ぉぉぉ!!!」



 とベアードの叫びが聞こえる


 カナメは振り向き大声で



「先に援護に向かいます!」



 そう言い捨て駆けて行く


 その行動にベアードは何かあったのかと察し行軍速度を速めた


 砦が見えだすとカナメはアイテムポーチから望遠鏡を取り出し見ると


 物凄い勢いで砦へと迫るオークたちがいた


 次の瞬間カナメは瞳を見開くことになった


 パンッ!パンッ!と乾いた音が響き何かがオークへ当たるのを目の当たりにしたのだから


 だが優勢に運んでいる戦場に少し安心するかのように胸を撫でおろす


 そんな時ひと際大きなオークを捉えた


 【名前】オーク・ジェネラル

 【Lv】26

 【年齢】4

 【性別】男

 【HP】539

 【MP】87

 【筋力】155

 【体力】191

 【素早さ】93

 【知力】15

 【精神力】15

 【器用さ】21

 【魔力】15

 【運】34

 【物攻】210

 【物防】173

 【魔攻】15

 【魔防】12

 【スキルポイント】1

 【努力スキル】武術の心得Lv.4、狩人の心得Lv.4

 【スキル】HP強化Lv.4、腕力強化Lv.4、体力強化Lv.4、斧術Lv.4、索敵Lv.3

 【派生スキル】HPUP Lv.2、体力UP Lv.2、剛技Lv.2、堅牢Lv.2

 【ユニークスキル】

 【称号・加護・才能】

 【職業】狂戦士Lv.7、格闘家Lv.10、戦士Lv.10

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