11話 砦の指揮官
西の砦には常時120名の兵士が駐留している。
オークの大規模氾濫に伴い砦の戦力も動く準備をしていた矢先に
先日のオークの襲来である
ここはそんな砦の執務室
鎧こそ着込んでいないが屈強な体をした男がカナメと対面していた
彼は熊の獣人族でこの砦の司令官ベアードである
ベアードはコップの水を飲み干し
「カナメ殿、先日は助かった。」
「いえ、私は大したことはしていませんよ。」
カナメの言葉にベアードは
「ノーマの親父に聞いていた通りの人物だな。これなら大丈夫であろう。」
カナメは何のことか分からずに小首を傾げると
「あ~すまん。すまん。実はカナメ殿に頼みがあるんだ。」
「何でしょう。」
カナメの顔が真剣な物へと変わる
「なに、そんなに難しくないさ。ただ単に砦の半数の兵力を持って麓にいるオーク共を退治してもらいたいだけだからな。」
大きなクトを開け笑い出すベアードにカナメは
「オークの群れを叩くのが難しくないと本当に思っているのですか?」
するとベアードも真剣な表情を作り座っているソファーの横にあった丸まった髪を広げる
広げられたのはこの国・・・聖王国の地図であった。
「それが分かるだけでも大したもんだ。今オーク共はここに集まっている。」
そこは砦への参道の入り口・・・水場がある場所である
更にその水場は木々に覆われ夏でも涼しい風の吹く場所であった。
そして地図を見ていると山道とは別にちょっと遠回りとなる道をカナメは見つける
「なるほど、この細い道から少数精鋭で奇襲して混乱したところを大部隊で叩くというわけですか?」
するとベアードは目を見開き
「ああ、やっぱり大したもんだな。そうだここの戦力をカナメ殿に任せたい。2パーティーだから12名だな。」
「それでオークの戦力は分かっているのですか?」
すると1枚の紙をカナメへと差し出す。
「そいつがその部隊のボスだろう。後は普通のオークが150体と言ったとこだ。」
【名前】オーク・ナイト
【Lv】20
【年齢】3
【性別】男
【HP】411
【MP】67
【筋力】117
【体力】142
【素早さ】68
【知力】13
【精神力】13
【器用さ】18
【魔力】13
【運】32
【物攻】148
【物防】148
【魔攻】13
【魔防】10
【スキルポイント】1
【努力スキル】武術の心得Lv.3、狩人の心得Lv.3
【スキル】HP強化Lv.3、腕力強化Lv.3、体力強化Lv.3、斧術Lv.3、索敵Lv.3
【派生スキル】HPUP Lv.2、体力UP Lv.2、剛技Lv.2、堅牢Lv.1
【ユニークスキル】
【称号・加護・才能】
【職業】狂戦士Lv.1、格闘家Lv.6、戦士Lv.10




