04話 Aランク魔石
マコトたちは歓迎されもてなされるも
騎士や兵士たちは休む暇なく男たちの協力の下柵の修復や強化と言った作業に追われていた。
マコトたちも手伝いを申し出るが
「いえ、あれで終わりというわけではないでしょうから勇者様方は休んでいてください。」
その言葉に甘える形で隠れ里の一番豪華な宿に案内され休息をとっていると
「本当ですか! 本当にAランクの魔石がいただけるのですか?」
サキが里の長の老人の手を上下に振り回しながら喜ぶ
「えっええ、この里を守るためにお使いになるのであれば喜んで差し上げましょう。」
サキの勢いに押されながらもそう言い
長の後ろに控えていた男がお盆にクッションを乗せその上に添えられるように置かれた魔石をサキの前へと差し出すと
サキは
「ありがとうごさいます。早速使わせてもらうわ!」
そう言って無造作に取り
ことらへと駆けてくる
「ハジメ! 錬成の魔法陣、それからミスリルのインゴット出して頂だい。」
ハジメは渋々と言った感じでアイテムリュックから大きな巻かれた布とミスリルのインゴットを取り出し
「で、何処に置くんだこれ?」
するとサキはマコトを見て
「どこで錬成しようか?」
「貴女考えてなかったの? しょうがないわね。」
そう言ってユウナは長の老人へと駆けだし
老人と話ししばらくすると戻って来る
「許可もらえたわ。感謝してよね。」
ユウナが胸を張りサキにそう言い放つと
「はいはい、感謝してますよ~だ。それでどこで作業していいの?」
「はぁ~この宿の地下にそう言ったことに使えるスペースがあるみたいなのよ。」
するとサキはユウナの手を掴み駆けだしながら
「さっ! 行くわよ。案内して! ハジメもぼさっとしてないでついてきなさい!」
ハジメはマコトと顔を見合わせヤレヤレと言った感じで歩き出す
「ドンマイ、ハジメ。」
マコトはハジメの肩をポンと叩きながらともに歩き出す
・・・・・・・・・・・・・・・
魔道具に照らされた広い地下室へと足を踏み入れたマコトたちは
「へ~炉があるってことはここで鍛冶をする人もいるんだな。」
マコトが周囲を確認している間に
サキはハジメにあれこれ指示を飛ばし
魔法陣の布を設置してその上に魔石とミスリルのインゴットを置くと
サキは所定の位置につき
「集中するから騒がないでね。」
そう言い放つと
布に描かれた手形へと両手を乗せ魔力を流し始める
しばらくして魔法陣が光だすと
「マコトさまお願いします。」
サキが短く指示を出すと
マコトはサキの位置とは反対にある手形へと手を置き
「さて、全力で行くよ!」
サキの頷きと共にマコトは魔法陣へと全力で魔力を注ぎ込む




