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ユグドラシル物語~未来を見る瞳  作者: あおい聖
聖王国編 第二部 ダンジョン
44/143

19話 4階層

 カナメは白地に青い縁取りがされた鎧を纏い駆け抜ける



「はっ!せぁっ!」



 武器の刀は無かったものの鎧はレミエルの父親であるケルビンが若い頃に使っていた甲魔の鎧へと変わっていた。


 カナメは目の前のゴブリン・ナイトを【双竜閃】を使い切り捨て駆ける


 4階層に出たカナメたちが相手にしているのはゴブリン・ナイトリーダーを中心にゴブリン・ナイト5体を相手にしていた。


 カナメが仲間の戦いに視線を送ると


 ロードがその身で相手を引き付け


 コクテイやハクオウが攻撃して1体のゴブリン・ナイトを仕留める姿であった。


 カナメは駆け、コクテイ、ハクオウ、ロードを取り囲む一段の背後から切りつける



「はぁぁっ!」



 右へ左へと連続で放たれる斬撃から衝撃波が発生してゴブリン・ナイトを襲う


 【竜翼波】衝撃波を生み出す天昇流の技である



「ギャガギャ!」



 2体仕留められゴブリン・ナイトリーダーは慌ててカナメに切りつける


 キンッ!と金属がぶつかった瞬間


 カナメは絶妙に角度をつけ滑らせ受け流す


 そのまま駆け抜け振り向きざまに切りつける


 まるで竜の尾で殴りつけられたように・・・【竜尾斬】


 その一撃でゴブリン・ナイトリーダーは地に倒れた。


 その光景に目を奪われていたゴブリンナイトに


 ロードの鋭い頭突きが炸裂した。



「グギャギャァァ!!!」



 断末魔の叫びと共に潰された・・・



「さっカナメ!魔石を取ったら次に行くわよ!」



「ハクも取り出しなよ~その方が早く終わるよ~」



 ハクオウに声を掛けながらコクテイは爪を使い器用に抜き取った。



「や~よ血が付くじゃない!」



・・・・・・・・・・・・・・・


 それから幾つかの集団を相手にしたカナメたちは5階層へ続く階段近くまで来ていた。



「・・・居ますね・・・あれは・・・」



 【名前】ゴブリン・ジェネラル

 【Lv】18

 【年齢】4

 【性別】男

 【HP】277

 【MP】66

 【筋力】102

 【体力】99

 【素早さ】67

 【知力】12

 【精神力】12

 【器用さ】17

 【魔力】12

 【運】31

 【物攻】163

 【物防】127

 【魔攻】12

 【魔防】10

 【スキルポイント】2

 【努力スキル】武術の心得Lv.4、狩人の心得Lv.4

 【スキル】剣術Lv.4、索敵Lv.3、HP強化Lv.3、腕力強化Lv.3、体力強化Lv.3

 【派生スキル】剛技Lv.2

 【ユニークスキル】

 【称号・加護・才能】

 【職種】戦士Lv.10、騎士Lv.4


 とカナメの瞳に映る


 カナメは自身のステータスと見比べ



(互角かな・・・でも武器が持ちそうにないな・・・)



 と考えているとハクオウが突然



「光よ! 敵と共にはぜよ!」



「あっダメ! ハク!!!」



 コクテイが止めようと声を上げるが



「【ライトバースト】」



 演唱が終わり


 ゴブリン・ジェネラルの手前で光が溢れ爆発した。

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