表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユグドラシル物語~未来を見る瞳  作者: あおい聖
聖王国編 第二部 ダンジョン
41/143

17話 再会

 4階層へと足を踏み入れたカナメたちはこれまでの草原と違い岩肌にそして暑さに驚いていた。



「凄く熱いわよカナメ」



 カナメは水筒に魔力を流し水を発生させハクオウとコクテイに水を飲ませる。



「有難うございますカナメ。そろそろ夕刻となるようです。」



 コクテイがそう告げると辺りは夕闇に包まれようとしていた。



「へ~ダンジョンの中でも明るさが変わるのか・・・」



「そうですわ!ここからだとプティラードの住処が近いですわ!」



 ハクオウがそう言うとコクテイが説明してくれる。



「もうすぐ夜になるからプティラードの住処で休みましょう。そこら辺に居るよりはるかに安全だと思います。」



「じゃあ、案内よろしく。」



 そう言ってカナメは水筒の水を飲み歩き出す。


 しばらくすると分かれ道が有りハクオウが



「カナメそこ右!」



 しばらく歩くと上下に分かれる道が現れる。



「そこを下ってください。」



 コクテイの指示で下っていくと何処からともなく呼び止められる



「少年!この先はワイらプティラードの住処でっせ!何用か知らんが引き返しい。」



 するとハクオウが



「スミス!私ですわよ!」



「これは姫さん無事でしたか?若も一緒ですかぁ?」



「うん。一緒に居るよ!」



 コクテイも声を上げると



 大きな頭がニョキッと現れ



「おお、ホンマに若と姫さんですわ!」



 そしてカナメをまじまじと見つめ



「どう?私の契約者は?」



 するとスミスと呼ばれた魔物は目を見開き



「若もですかい?」



「うん。」



「そうですか・・・奥でカイザー様にエンプレス様がおられますぅ。」



「「本当!」」



 2匹はハモリそう訊ねるとスミスは首を縦に振るう



「こちらでっさ。」



 そう言ってスミスの後を歩いていくと大きな白い狼が2匹佇んでいた。



「「お父様!お母様!」」



 2匹が走りだし大きな狼の下へと嬉しそうに突撃する。



「まぁ、貴方たち無事だったのね・・・」



 女性の狼の目から一筋の雫が垂れる。



「少年。貴公がこの子達をここまで?」



 男性の狼がカナメへと声を掛ける


 そこへスミスが



「若と姫さんの契約者でっせカイザー様。」



 するとカイザーの目が鋭さを増し闘気をカナメへとぶつけてくる・・・


 しばらくするとカイザーは笑いだし



「ガハハハハ!愉快じゃ!愉快!英雄などと言われていた人間は顔を引きつらせ逃げ出したというのに!ガハハハハ!」



「まぁ、そうですね。これならこの子達を任せても大丈夫そうですねあなた。」



 どうやらカナメはこの神狼夫婦に気に入られたようである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ