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ユグドラシル物語~未来を見る瞳  作者: あおい聖
騎士王国編 第二部 聖槍ライオネル
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06話 スピナス奪還作戦02

 白い雲が青空に流れ、心地よい風が頬を撫でる。そんな中を黄色い【ライドバード】の乗った騎士たちが弧を描くように駆けだす。目指すは【スピナス】北部。


 【スケルトン】たちはこの動きに反応を示す。その動きは繊細をかきノロノロとしたものである。壁の崩れた隙間からも【スケルトン】が這い出る。


 【スケルトン】と騎士たちが交戦に入ると騎士の後ろについて駆けていた兵士たちが、一転して方向をかえ【スピナス】の東門を目指し突撃を開始した。


 突撃してくる兵士に気が付いた【スケルトン】たちはノロノロと迎撃に動き出す。そして鈍い音を上げながら東門が開き、【スケルトン】が出てきた。その中には【スケルトン・コマンダー】が居た。【スケルトン・コマンダー】が高々と手に持つ【ショートソード】を掲げると黒い霧のようなものが【スケルトン・コマンダー】の身体からにじみ出た。


 その霧がだだよい戦場へと届くと【スケルトン】達の動きが目まぐるしいほど変わる。


 それまで押され気味であった【スケルトン】達が押し始めたのである。そんな中、後方で待機していたユウナが水術を放ったのである。【アイスジャべリン】氷でできた槍が【スケルトン・コマンダー】の核を貫いた。


 それを好機と見たビリーは【聖槍ライオネル】を掲げ



「全軍突撃!!!!」



「「「おおおっ!!!」」」



 怒涛の勢いで駆けだす。当初は3方向から攻め込み、南方にある抜け穴から突入する予定であった。しかし此処に来て【スピナス】を占領していた魔王軍が東門を開けたのである。流石にこの隙を見逃す者はここにはいない。南壁を攻める予定であった本体は怒涛の勢いで突撃する。


 【スケルトン】達は慌てて門を閉じようとしたとこで、黒い闇が門の中から吹き出し門を完全に開け放った。


 いち早く兵士たちが門へとたどり着くと闇より突き出た【ロングソード】により頭から両断される。すると闇の中から【スケルトン・ナイトリーダー】が顔を出し、その後ろから【スケルトン・ナイト】が5体顔を出した。


 そんな【スケルトン・ナイト】達に向けて白い風が吹き込む・・・夏になろうかと言うこの場所で雪が吹雪いていた。【ブリザード】過去に森を凍らせてしまったことから使うのをためらっていたユウナが放った水術である。


 【スケルトン・ナイト】は足元が凍り膝関節から崩れ倒れる。そんな中ビリーが率いる本体が突入した。

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