04話 告白?
声を掛けられたビリーは慌てて
「いっいあ、そっそう、昨日の治療も素晴らしいのに訓練、そう訓練をしているのはなぜなのかと思い。」
ユウナは口をナプキンで拭い
「・・・私、いえ、私たちは一度聖王国で失敗しているのよ。貴方聞いてないの?」
ユウナの言葉にビリーは小首を傾げる。ユウナはその視線を睨み付けている騎士ではない方の騎士へと向けると、騎士は首を左右に振る。
「そう、私たちは初めからある強さにおぼれ、強力な装備をいただ居たにも拘らず、無茶をして結果、人々に被害を出したと言う訳よ。」
「・・・」
ビリーは昨日の自身の行動でどういうことになったか聞かされ、それを思い出し顔を曇らせる。
「だからその失敗を繰り返さないために強くなろうと、死なないため、助けてくれた人たちの為、強くならなければいけないの。(まぁ1名それが分からない人が要るみたいだけど)」
ユウナはマコトを思い出し、切り替えるようにビリーを見つめ
「だから、考えなしに行動することがどういうことか分かっているつもりよ。」
「そう・・・そうだね。僕も昨日失敗した・・・」
「王子?」
ユウナを睨み付けていた騎士が訝しげにビリーを見つめる。
「皆の言葉に従わず、勝手に飛び出し、自分を窮地に追い込み、助けられた命を! 部下を! 仲間を! 失った・・・」
「そう。ならその経験を今後に行かせばいい。私は、私たちはそうしている。」
ユウナの後ろに控えていた騎士が頷く。ビリーはユウナを見据え
「ああ、その通りだ。貴女も協力してくれないかな?」
「良いわよ。そのためにここに来たんだし。」
ユウナの言葉にビリーは
「あっいや、それもあるけど、なんていえばいいのか、え~と・・・」
ユウナは何かを呟き要領を得ないビリーの言葉に小首を傾げた。すると護衛の騎士がユウナへと近づき口に手を添え
「ユウナ様、ビリー様は伴侶として傍で支えてくれと言っているのではないでしょうか?」
囁くように聞かされた言葉を一瞬理解できなくユウナは固まり、しばらくすると顔が赤く染まった。
「なっなななな何を言っているんですか。わっわわ私は、昨日初めて会ったのですよ? それに元の世界へ私は帰らないと・・・お父さんやお母さんが待っているんだから・・・」
「そっそうか・・・そうだよね・・・」
沈み込むビリーにユウナを睨み付けていなかった騎士がビリーへと歩み小声で
「送還術はまだ解明されていません。その間に中を深め再度申してみてはいかがでしょう?」
ビリーは顔を上げ
「そっそうだね。これはそう急すぎた。返事は今は良い。」
ビリーの言葉の後話らしい話を出来ないままユウナは顔を赤らめながら、素早く食事を済ませその場を後にした。




