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転生したら、【宝石族のお姫様】になってた??〜贅沢生活はごめんなので、のんびりスローライフさせてください〜  作者: 櫛田こころ


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第94話 魔法のアレンジ(氷編)

「よぉし、魚取り頑張るわよ~?」

『お~!』



 レシアムと湖に到着して、探査(サーチ)で魚の数とか種類を確認したら。


 まずは、水の一部を凍らせて、網のようなものを精製。イメージ重視の魔法のコントロールについては、魔法の授業を受け始めた三年程度で『神童』とか言われるくらいに先生とかには褒められたんだもの。


 それもまあ、前世でのイメトレが役立っているおかげだけどね? キャンプとかでも環境によって臨機応変に対応しなくちゃなんないとかあったから。


 とりあえず、網がだいたい出来たら湖の中に沈めて……探査で魚の動きを確認しながら、追い込んで絡ませていく!!



「そぉれ!!」



 魚が逃げないように、上の方は縛るイメージで閉じ口を作り。


 空中に浮かすと、小魚も含めて結構大量にかかっていたわ。ここからは、私はちょっと苦手だけど、雷の魔法を使って電気ショックを与えた。



「大漁大漁~~」

『マリン。コントロールうまいね?』

「ん~。前世の投網のやり方思い出しただけだけどね?」

『それでも、初回で出来るのは凄いよ』

「ありがと~」



 岸に網を移動させたら、氷を砕いて地面に魚を落とした。大きいのから小さいのまで。食べられそうなのから、毒がありそうなのまで色々あったから。仮死状態の中それらを選別していく。大丈夫そうなのはインベントリに入れておけば問題なし。


 レシアムと手分けして取り掛かれば、意外とすぐに終わった。



『あんら、おかえり~』



 拠点に帰れば、外ではザクロさんが布をいっぱい作っていた。自分の拠点用?と聞けば、私とセルシスの新品用に使っていいものまで用意してくれてたらしい。



『ふっかふかのお布団にでも使ってちょうだい~』

「あ、そうね。重ねれば、夜寒いときの掛布団にもなるし」



 それぞれの寝床は毛布だけだし。床の上で布団作って寝ているわけじゃないから、そこも改善しなくちゃなんないわね?


 ベッドはふたりじゃ作れないから……せめて、ハンモックとかかしら? それなら、ザクロさんの布が大活躍しそうだから、あとで試してみようっと。



『マリンが大活躍したよ~』

『あら、素敵。今日はお魚大漁なのん?』

「氷の魔法で、ちょ~っといじっただけなんだけどね?」



 きゃっきゃっ、と話に花が咲いていると、キッチンの方からセルシスがやってきた。タレが出来たのかで、鍋を持ってたからいい匂いがしてたのよね?



「おかえり。さっそくだが、味見してほしい」

「はいは~い。いいわよ~」



 スプーンで軽く味見してみれば、昼間私が皆に出したものとだいたい似た味に仕上がっていた。もともと貴族でも上位ランクのお坊ちゃんだったのに、ほんとに色々出来るようになったわね?


 魔法もだけど、料理も出来る男子はいいことよ? モテる以外にも、サバイバルで生き続けるためには必要不可欠な技術だもの。


 せっかくだから、このタレを使って魚をテリヤキ風にしてあげたら……皆、がっつく勢いで食べてくれたわ。私ももちろん食べたけど、甘じょっぱくてちょい足ししたマヨネーズと合わせても最高だったのよねぇ?


 とりあえず、魔法の技術向上のためにも、イメトレは大事だと改めて認識したわ。

次回はまた明日〜

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