↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら、【宝石族のお姫様】になってた??〜贅沢生活はごめんなので、のんびりスローライフさせてください〜  作者: 櫛田こころ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/117

第78話 バター作りに挑戦!

 乳製品ぽいものが手に入ったら、作りたいものが出来て当然。


 料理の材料としても使えるもの……それが、バター!!


 私が勝手にミルクと呼ぶことにしたあの白い水を……形状変化の魔法を使って、調理道具のひとつの中に入れる。筒状の、シェイカーに似たあれね?



「アルマリン。俺はなにをすればいいんだ?」



 セルシスも新しいことに興味津々だから、手伝ってもらうわよ? もちろん、力仕事!!



「これにクルリの塩をちょこっと入れて……少し氷の魔法で筒を冷やしながら振り続けて!!」

「魔法も? 振るだけで、いいのか?」

「ええ。だんだんと中で変化していくはずだから」

「わかった」



 ひとりだけじゃなく、せっかくだからレシアムもザクロさんもやってみたいってことで道具も追加。


 準備が出来たら全員でシェイク開始!!



「シェイク、シェイク~~♪」



 なんて、軽く歌わないと地味に大変だからね? この作業。



『あんらぁ? 可愛いお歌ねぇ?』

「音楽とかないもの。自分で歌ってBGMにするしかないわ~」

『びーじーえむ?』

「作業音楽とでも言えるやつ?」

『面白いわねぇ?』



 しゃかしゃか冷たい筒を振り続けることしばし。


 たぷたぷの液体に変化があるかと言えば、軽く振っただけじゃわからない。もう少し振ったところで、ごろごろした感触が伝わってきたの!!



「アルマリン。なにか塊が出来た様な……」

『ぼくも~』

「まだまだよ。大きな塊になったら教えて」

『あたしのはそんな感じね?』

「じゃ、一旦中断して」



 ボウルにザクロさんが振ってたものの中身を開けてみる。


 たしかに、ごつごつした少し黄色の塊に薄い白い水。仕分けしてから、塩を少し足して……菜箸二本を泡だて器の要領で使い、さらに魔法で冷やしながら混ぜる。


 ぐにゅぐにゅから、かちかちになって。白い塊になったら出来上がりのはずよ!



『『これなぁに??』』

「見たことのないものだな?」

「間違っていなければ、バターのはず!」

『『「ばたー?」』』



 そのまま試食するのはあれなので、作り置きにしておいたパンに塗って……焚火の上で軽く炙る。とろりと溶けた表面がじゅんわり広がっていくのが、よだれとかあふれてしまいそう。


 あちち言いながら、手で割いて皆に渡していく。セルシスも熱かったから落とさないように気を付けていた。



「いただきまーす」



 私が最初に食べてみると、バターの箇所はじゅんわりした脂の舌触り。そこにまろやかな乳製品の味に、適度な塩気が加わっていて……パンひとつだけで、とてもご馳走な味わいに変わっていた!! ぺろっと食べちゃったけど、これは成功と言っていいわ!!



「……?! たしかに、不思議な油だがくどくない。特に塩気がちょうどいい」

『おもしろ~い!』

『普通に美味しいパンがさらに美味しいわねぇん?』

「大量に作れば、パン作りもまた進化するわ!!」

『『ほんと!?』』

「それは……大掛かりな作業になるな」

「だから、製法は少し考えないとね?」


 塊以外の水の部分だけど。たしか、身体にいい『乳清』のようなものだったかしら? ティーテウの果汁を少し足して飲んでみれば、ちょっと変わったヨーグルトみたいな味になったの。


 あの『ミルク』の活用法……もっと色々出来そうね?


 ただ、チーズだけはさすがに手作りって出来るのかしら? レモン汁があればカッテージくらいは出来たはず??

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。