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ダーイは険しい表情になると急に席を立ち上がりジルダスの襟首を掴むとジルダスを睨みつけながら声を荒げながら叫んだ。
「あんた、何者なんだい! その目つき気にくわねえな、あんた本当にこの村の祭りを見学に来ただけか?」
「ダーイなにするの! お客さんに失礼よ。この谷のよさはこの谷に住んでみないとわかりにくいもんだって、いつもおじいが言っているじゃない。昨日あんな砂嵐に遭遇して死にかけたんだから不振に思っても仕方ないよ。ごめんなさい、この子悪気があったわけじゃないの。ダーイったらこの村のこととなると、敏感に反応しちゃうのよ。どうか気を悪くしないでくださいね」
ランルーサは慌ててダーイとジルダスの間に割り込みながら、必死でダーイをなだめながらジルダスに向って言った。
「いえ、もどうやら言いすぎたようですね。申し訳ありませんでした。ただ、あのような嵐を経験したのは初めてだったものですから…」
ジルダスは服を直しながらダーイに頭を下げた。
「おっ俺も悪かった…だけど、あんた本当に何者なんだい? その身なりからして都から来たただの観光客ってわけでもなさそうに思うんだけどな」
ダーイは昔張り紙でみた騎士団の正装に似た上下蒼の色の服と
ズボンに大きな紺色のマントと
腰ベルトには大きな剣を付けているジルダシと言う男の姿を睨みつけながら、
ジルダスのしゃべり方とランルーサと昔の髪と同じ金色の長い髪を後ろの束ねているジルダスという男の目つきにいいようのない胸騒ぎを覚えて仕方なかった。




