表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/131

55、誅戮する

 果たして、誅戮することが善となることがあるだろうか。

 誰が正義で誰が悪だろうか。


うつせみの世は夢にすぎず、死とあらがいうるものはなし (ヴィヨンの遺言より)


 この世界が夢幻だとしたら、遊んだもの勝ち。

 それでも、この世界が真実の現実だと信じて、邪魔なものを一掃していく。

 本当に悪いやつは誰だ。

 罪を憎んで人を憎まず。ならば、誰一人殺すことなく、平和な世界がつくられる。

 だが、平和なだけでは楽園ではないんだ。余暇をすごす娯楽がなければ、生き地獄なんだ。おれは創作活動と漫画と小説の読書で時間をつぶすが、あと、将棋と麻雀を少々。それだから、平和が実現する前から、余暇をすごすための不殺の娯楽をつくる必要があるんだ。これはとても難しいことだ。

 おれにとって、想像できる今、最高の娯楽が、「誅戮する」ことだというのだから、笑ってしまう。悲しくなってしまう。正義の旗を立てて、悪人を蹴散らすのが娯楽だと思っているのだから、号泣してしまう。「誅戮する」超短編をひとつつくろう。


 ゲババは自分の意見をいえないものを皆殺しにした。

 これを未来史における誅戮と呼ぶ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ