78話 飛び回れ!!!
一体一体ナイフを突き刺していっているのはいいが……時間がかかりすぎる。
(どうやってアンデットをまとめて祓う……どうする!?)
私は羽の生えてる動物がやることを考えた。
(大体の猛禽類って急降下してから獲物を狩るよね……)
私は今考えた技でアンデットをなぎ倒そうとしていた。
「飛び回れ!!!」
私は羽を回転させながらアンデットたちの群れに突っ込んだ、するとたくさんのアンデットが次々と羽に斬られていった。
(やっぱり羽ってのは便利なんだねぇ)
そして目につく限りのアンデットを壊滅させていき、たった一人だけが立っていた。
「なんだお前……不死薬の関係者か?」
「後ろからやってくるとは……塵にしてやる」
奴はどうやら悪霊だろう、だって今にも男のブツが見えそうなんだもん!!!
「ってブラックホールか!?」
私は飛んでかわしたがあのブラックホールは当たってしまったら手遅れになりそうだな……
「危ないものを飛ばしてくるなよなぁ!?」
私は奴にナイフを飛ばしたがブラックホールに吸い込まれていった。
「これはちょっと面倒な相手だなぁ」
攻撃をしてもブラックホールに吸い取られてしまう、このまま突撃しても塵になるだけ……だとしたらどうすればいいのかと空を飛びまわった。
(……万事休すか?)
私は頭上にナイフを投げた。
「参ったのか?」
「いいや、考えているだけだ」
私はそう言いつつも奴にナイフを投げた、だがブラックホールに吸い取られていく。
「何をしているんだ?」
「……こっちにこないでくれぇ!!!」
「とうとう気が狂ったのか旅人よ」
じりじりと私の場所に近寄ってきているがその時、頭上からナイフが降ってきて悪霊の頭に刺さった。
「ぬごあぁぁ!!」
「へっへぇん、やらせていただきましたぁん!」
あの時、上に投げていたナイフが今刺さったのは本当に奇跡に近いが……いいだろ!!!
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