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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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58話 何をすればいいのか分からない

私たちは兵士の案内の元、王様の元に向かった。

「しかしさ、王様ってここにもいたいんだ」

「いや島でも一応は居たんだよ?今は女王なだけ」

そして明らかに大きな扉にたどり着いた、明らかに王様が居る気配がムンムンとしている。

「さてと、この扉を開けるか」

私たちは大きな扉を開けた、その奥にいた人は王様が居た。

「……あれ、今日は来客予定ないよね!?」

(見るからに頼りなさそうな王様だなぁ~)

「島から来たマリーっていう奴だ、そっちは誰なんだ?」

「初対面でため口かぁ~」

王様は軽くあしらおうとしたが私の顔を見て顔をしかめた。

「あれ、どこかで見た顔だな……名はアレキサンドライト・ルンダだっけ?」

「そうですが……?」

「……ハァ!?」

王様は私の前に走ってきて顔をムニムニしてきた。

「んやぁ」

「……まさかな……いや本当か?」

「どうかしましたの~?」

「島に流れ着いていたのか」

「そうらしいけど、どうしました?」

「ちょっと待って、ルンダはここ出身なの?」

「そうだが、問題でも?」

「今は私たちの仲間なんだ、引き抜きなんてものは許さないから」

「そうか、だが元居たギルドの人達にこのことは言っておく、そこだけは許してくれ」

そして王様は忙しそうに紙に何かを書いていた。

「……何を書いてるんだろう」

その紙を書ききったのか側近に渡してどこかに持っていった。

「後で来るか」

そして私たちは船にいったん戻った。

「しかし、あの王様嫌いだな」

マリーさんはそう呟くと一花さんは何かを見透かしたように言った。

「でもあの王様、ルンダの事になるとなぜか本気になっていた、そして私たちの応対もちょっとだけだけどよくなった」

「国民や元国民にはいい面を見せるってわけ?」

「そういう事」

そして私たちは船の中で自由な時間を過ごした。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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