56話 外の模様
クラウンさんはとある日、島を抜け出して外の世界に居た。
(……今日は何をして遊ぼうかな)
クラウンさんは遊びを求めて大陸を飛び回っていたらしい、そして遊び道具を見つければ壊れるまで遊んだという。
「もう終わりなの?」
大抵の遊び相手はワイバーンや蝶だったらしいが。
「つまらないな」
そして外の世界を見て回ったが全然面白味がなかったらしい、だがその記憶は数千年前の出来事らしい。ならクラウンさんは今何歳なんだ!?
「あの~?」
「どうしたんだ?」
「今何歳なんだ?」
「あー、数千年だって言ってる」
「いや、詳しく聞きたいんだ」
「……軽く2000年は越えてるかも」
「ワオ」
とてつもなく長寿のようだ、だが肌はまだピチピチだ、どんな化粧水を使ってるんだ?
「どういう化粧水使ってるんだ?教えて」
「……化粧水なんか塗ってない、ドラゴンは元々長寿だからな、多分エルフ族より長生きじゃないのかな」
「そうなんですか!?」
「そうだが、本読むか?」
「いいや、この事だけを聞きに来ただけだから!」
私は部屋の外に出た、そして目の前には緑の大地があった。
「おおっ、ここって?」
後ろでエマさんが私に向かって叫んだ。
「大陸に着いたぞぉぉ!!」
「そっかぁ!!よかったなぁ!!!」
そしてちょうどいい停泊場を探して回った。
「しかし、デコボコしてるな、まだ整備されてないのか」
「そうだね……無理やり着陸したら大破してしまうのよね」
「そうだ、なるべく平坦な場所で着陸させないとな」
そしてエマさんは運転に集中していた、私は外の景色を堪能していた。
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