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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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54話 とりあえずの近接武器

数日後、私たちはとある場所に向かった。

「山の上だけど……どうしてここに呼ばれたのかがわかるんだけど」

「いやわかる時点でエマがアレを作ったから呼ばれたんでしょ」

目の前に立派な飛行船がドンと置かれていた。

「エマさん、これが飛行船だよね」

「そうだね、中には寝床やらエンジンルーム、なんやかんやあるんだよね」

「そうだけどさ……でかくない!?」

「これぐらいでかくなければワクワクしないじゃないか」

「そ……そうなのね」

私はデカければいいと言う理由は全く理解できないがこれで海の向こうに行ける準備が出来た。

「じゃ、あいつらを呼んでこようか」

私はハッチやらイコルを呼んできた。

「ねぇ、島の外に行かない?」

「島の外、あるの?」

「今から確かめに行くんだ、島の外があるかどうかを」

「たのしそうだね、行ってみよ」

イコルを呼びに行った、するとアラクネもそばにいた。

「イコル……?」

「どうしたー?」

「その……母といるのならここに残ってもいいが」

「いいや、行くよ」

「と言っているけど、母はどうするんですか?」

「もちろん子供を旅に行かせるのは心配だし、同行するよ」

「なら決まりっと、なら山の上に行きましょ」

そして山の上にたどり着いた時、一花さんが船に乗り込んでいた。

「これってエマが作ったんでしょ?」

「そうだけどねぇ……連れていくって言ってないんだけど」

「いやいいんだエマさん」

「ルンダ……一花はああ見えてアホだ」

「でもアホが居れば何とかなるでしょ」

「何言ってんだか……ってもう少ししたら出発するぞー」

私たちは船に乗り込んだ、そして中には食料やら水、その他必要最低限の物品を詰め込んでいる倉庫を見てこう言った。

「金かかってるなぁ」

そして金庫室に入るとGがいっぱいあった。

「おうふ……」

思わず私はおうふと言った。

「じゃ、出発するぞー!」

エマさんはそう言った。その時、船がちょっとだけ揺れ、どんどんと前に進んで行った。

(これから空の旅か……)

私は腰に刀を提げていた、これはエマさんが特訓の場所に時々来ていて、私に渡してくれた物だった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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