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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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51話 無理です

私とマリーさんは一花さんの元を訪ねた。

「やぁ、一花はいるかい?」

「いるけど、どうしたの?」

「ちょっと話したいことがあるんだ」

「いいけど、まってて」

数分後、一花さんは寝間着のままやってきた。

「ねぇ、船って作れる?」

「……無理だよ」

「そうなの?」

「海を渡る船は作れないよ」

「そっか、なら新しく船を造るのは?」

「……それって?」

「飛行船はどうだ?」

「材料はどうするんだ?」

「魔重石で発生させた高濃度の魔力で浮かせる、速度は遅いが大人数を一気に運べる」

「……エマにこの事言ったの?」

「まだだけど」

「なら言いに行こう、こういうのはエマが興奮するからね」

私たちはエマさんにこのことを提案しに行った。

「……5日だ、5日さえあれば完璧に仕上げられる」

「そうなの?」

「ああ、ただ素材はめんどくさくなりそうだがな」

「例えばどんな素材がほしいんだ?」

「空気が漏れない布だな、それと簡単に加工できる木材だ」

「空気が漏れない布……あるの?」

「あるっちゃあるんだけどね……ダンジョンに行かないと無いんだよね」

「ダンジョン……それってどこの?」

「私が所有してるダンジョン兼採掘場」

「採掘場なんてもの、あるのね」

「もちろんあるよ、なかったら素材を高値で買いたたかないといけないからね」

「じゃ、そのダンジョンに連れてって」

「いいぞ、マリーはついてくるか?」

「もちろん、ちょっとだけ新技を試したいから」

「おっけ、なら行こうか」

私たちはエマさんが所有しているダンジョンに向かった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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