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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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49話 元悪人の罪滅ぼし

ショーケースの中を見ていたら店員が声をかけてきた。

「どうも、注文お決まりですか?」

「いや……いろいろな和菓子があるなって」

「そうでしょ」

店員の名前はシモンと言うらしい。

「そういえば、城の方で何やらパーティーがあるのか?」

「知らないんだ、急にこの付近では見ない服装だったから……何か知ってる?」

「いや、知らないな」

その時、城の方で爆発が起きた。

「なんだなんだ!?」

「……見てくるんで、ここで待っておいて」

シモンさんは外の様子を見に行った、すると瓦礫が飛んできて、シモンさんを押しつぶした。

「……大丈夫ですか!?」

瓦礫がひび割れ、中からシモンさんが出てきた。

「こんな程度でくたばるか」

空を見て見るとドラゴンがたくさんいた。

「なんじゃありゃ!?」

「……ワイバーンか、めんどくさいことになったな」

シモンさんは独特な雰囲気を出し、店内に入ってきた。

「ちょっと城に行く、着いてくるか?」

「ついて行きたいですね」

「じゃ、着いて来いよ」

シモンさんの首には包帯みたいな布、そして片手には禍々しい剣が握られていた。

「ってなんだあの動き」

シモンさんは首に巻いてある包帯を伸ばし、建物にくっつけ、そのまま体を引っ張って移動していた。

「……なら私もついて行かないとな」

私は魔力暴走(オーバードライブ)飛翔(フライショット)を出し、とにかくついて行った。ハッチとイコルは走りで追いかけてきていた。

「って速いね」

「これは魔力さえあれば使える戦闘補助道具だ、うまく使えてこそのテクニシャンだ」

私たちはマリーさんの城の窓から入ってきた。

「どうかしたの!?」

「いやぁ……その……これは」

マリーさんの足元には無数の骸が転がっていた。

「この人たちを殺したのか?」

「だって私を襲ってきたから!!」

「そうか……どうやら戦闘の意思はあったようだ、だがこいつらは何処からやってきたんだ?」

「わからない、ベアトリスに聞いてこの人たちの事について知っているかと聞いてみるか」

そして私たちはワイバーンを駆除していった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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