47話 魔力の強弱
私は森の休憩所まで連れてこられた。
「しかし、魔力の調整がまだまだじゃないのかな」
「そう?」
「だってさ、魔力暴走:飛翔を出してるとき、羽に余計な魔力が乗ってるような気がするんだよな」
「余計な魔力……またその話か」
「そうだ、飛んでるだけだと魔力の力を抑え、ナイフを投げるときは魔力を極大化、つまり溜めて放つってこと、理解できた?」
「溜めて放つ……」
私は魔力暴走:飛翔を出し、羽に伝わる魔力を最小限にした。
「そうそう、出来てるね、ならナイフを出そう」
「わかった……ってこれでできてるかわからないんだけどさ」
私はナイフを投げた、だがそのナイフはどことなく今までよりでかいような気がした。
「でかいなぁ……」
「そうだけどさ……飛んでる時間が増えてるような気がするんだ」
「魔力を絞ってるからその分、飛べるんだろうな」
「いいことを聞いたな、ありがとう」
「さ、仲間が心配でこっちを見ている、じゃ、あいつらの面倒を見ろよ」
そしてマリーさんは飛び去った、窓を見るとハッチとイコルがこっちを見ていた。
「……どうしたのさ」
「起きた時いなかったから……」
「ごめんね、空を飛んでたんだ」
そしてどうにかしてこの二人を落ち着かせないとな……ってかイコルはいつの間に新しい服を買ったんだ?買うタイミングなんてなかったはず……
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