45話 夜の狩り
私は夜に起き上がり、外に出る準備を終え、窓から私は飛び立った。
(魔力タンクの容量が減らないな……どうしてなんだろう)
私はあたりを見渡すと魔物がわちゃわちゃとしている中、目立つ人影があった。
(あれは冒険者か……あるいは……)
私は確実に見える距離まで近づいた、人影は冒険者のようだった。
「よかったぁ、ナイフを投げなくて」
私はその冒険者の頭上を通過し、マリーさんの街に向かった。
(さてと、こんな明るい街に悪霊なんて来るのかな)
上空から悪霊を見つけ、そのまま処そうと思っていた。
(しかし、この街って、本当に広いのね……奥に森が広がっているし、どんだけ金を持ってるんだ?ちょっとぐらい分けてくれたっていいじゃないかなぁ)
そして街の外に人影が見えた、だがさっきの冒険者とは違い、素肌が出ていて、ムキムキマッチョだった。
「ぜったいあいつ悪霊だろ」
私は急降下し、悪霊に近づいた。
「くらえッ!!!」
私はナイフを飛ばした、悪霊はナイフに気が付かずにそのまま左腕に刺さった。
「ムゥ!?」
「へへっ、それには鎮魂歌をぶち込んでるんだよ!」
すると悪霊は手刀で左腕を切り落とした。
「って自分の身を犠牲にしてまで鎮魂歌を阻止してくるのか……やるじゃない」
悪霊は切った左腕を私に投げてきた、その左腕は私の顔を掠めた。
「って危ないなぁ……」
私は続けてナイフを飛ばし、悪霊の頭に当てた、するとその悪霊は塵になって消えていった。
「……あっけないようだけど、勝てたんだな」
奴は何も話さなかったが……別にいいだろう。よし!また上空に上がるか!
「って魔力タンクの残量が増えていってる……魔力の生成が消費を上回ってるのかな?」
そう思いつつ私はマリーさんの街の上空をグルグルと回った。
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