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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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42話 魔王と勇者の必要性

私たちは一旦宿に帰ってきた、そして私は一花さんに絡みに行った。

「ねぇねぇ、暇じゃない?」

「暇だけど、どうしたんだ?」

「魔王ってこの世界に居たんでしょ?」

「昔は居たって聞いたことあるね、それがどうしたの?」

「……昔はそんなに争いごとが起きてないって言ってたよね」

「そうだが……どうしたんだ?急に」

「魔王と勇者が居たらろくな事が起きないのでは?」

「……そうかな?魔王が暴走したら手が付けられないぞ」

「マオさんに会って来たけど、まぁ大人しそうな人だったよ」

「マオさんかぁ……あの人一応魔王だったからな、裏の顔は支配してやるっていう心あるのかな?」

その時、一花さんの肩に手が置かれた。

「誰が裏の顔は支配してやるっていう心がある人って?」

「…………逃げるんだよぉぉ!!!」

「まてやゴラァ!!!」

「あの二人、仲がいいのかな?」

一花さんとマオさんが追いかけっこをしている内に私は風呂に入りに行った。

「ここの施設に風呂あるのはいいねぇ……」

私は風呂にチャポンと浸かり、つかの間の休息を体感していた。

(この前、記憶で海の向こうって言っていたな……海の向こうにあったのはこの島、とすると私は別の島から来たってことなのかな……と言う事は私を探している人が居るのか?)

その時、マリーさんが風呂場に入ってきた。

「おっ、ルンダじゃないの」

「マリーさん……どうも」

「考え事をしてたのか?」

「もしかしてですけど、私ってこの島出身じゃないって思って」

「……記憶から考察するとね、ルンダは気を失ってここに流れ着いたんじゃないかって、そして流れ着いた姿を私の子供が見ているから……」

「海の向こうで私は転生して、何かしらの要因で気を失って、ここに流れ着いたって事じゃないんですか?」

「そう考えるのが自然だね、ルンダ、顔が真っ赤だぞ」

「……風呂あがるよ」

「分かった、じゃあね」

私はのぼせてきていたので風呂を上がった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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