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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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39話 不死を狙う愚か者

夕方になり、マリーさんはマリーさんの夫をうまく森に連れ出してきた。

「ちょっと眠っててね」

「マリーさんの夫なのに、眠らせていいの?」

「いいのよ、どうせ、まんじゅうをあげたら仲直りするから」

(まんじゅうをあげたら仲直り……どういうことだ)

そしてマリーさんの夫を木に縛り付けた。

「さて、草むらに隠れるよー」

「はいはい、ってこれで来るのか?」

「アホじゃない限り来るでしょ」

「その時、一花さんがやってきた。

「……何をするんだろう」

一花さんは私たちがいるのを確認してから草むらに隠れた。

「何してたの?」

「落書きしようと思ってたら、二人いたから止めたんだ」

そして夜になり、マリーさんはじっとりと木を見ていた。

「ねぇ、見えてるの?」

「見えてる、吸血鬼は夜目が効くからね」

そして数時間が経った頃、物音が聞こえた。

(今の……なんだ?)

すると私の手の甲をマリーさんはつねった。

(なんでつねるんだ……)

そして草むらから飛び出す音と共に何かが飛んでくるような音がした。

「ここだな」

マリーさんは鎌で何かを切ったと同時に爆発が起きた、そして爆炎で辺りが明るくなり、その時に見えた顔は……悪霊だった。

「ってどうして私の夫を狙うんだ?答えろ」

「我々は不死の薬を求めてるんだ、不死の薬さえあれば……死におびえることが無くなる!」

「死におびえることが無くなる?それはどういう意味だ」

「我々の仲間になるのなら、教えてやる」

「死におびえることが無くなるってことはな、周りの命がどんどんと消えていき……そしていつかは孤独になるんだ……だからお前らの仲間になるかボケ」

すると鎌に何かを纏わせた。

「と言いたいが、あいにくお前を裁く人は違うようだ。ほら、ルンダ、相手をしてやれ」

「ああ、わかった」

そして私は魔力暴走(オーバードライブ)飛翔(フライショット)を出した。

「ほぉ、今の時代、その戦闘スタイルか、生っちょろいな」

「どんどん舐めろ、そしてどん底に着いた時、お前は絶望する」

そして私は羽から勢いよくナイフを飛ばした、悪霊は勢いよく物陰に隠れた。

「どこが生っちょろいんだ?」

私は物陰をペンタグラムでぶっ壊し、その奥にいる悪霊に1発食らわせた。

「何のこれしき!!!」

「そのナイフ、私から出ているんだ、タッチ・ザ・ダスト」

その掛け声とともにナイフが一斉に爆発し始め、悪霊の右手が勢いよく吹き飛んだ。

「この程度……再生すれば……!!」

「お前はこう言う、これは作戦のうちかと」

「これは作戦のうちか!!ハッ!?」

「そうだ!私のペンタグラムはタッチ・ザ・ダスト、触れたものを爆発物に変えるんだ!」

そして私は怯んだ悪霊の頭や胴体、手足にナイフをぶっ刺した。

「ゲームオーバーだ……タッチ・ザ・ダスト」

「アージス様ァァ!!!!」

そして悪霊は爆発に巻き込まれ、塵になっていった。

「……終わったな」

「ちょっと待て、さっき断末魔でアージス様って言ってなかったか?」

「そうか?空耳じゃないのか?」

そしてマリーさんはマリーさんの夫に縛り付けてある縄を解いた。そして私たちは宿に帰った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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