24話 魔力タンク
私は一花さんに連れられ、エマさんという人に会いに行った。
「エマさん、いるかー?」
一花さんは部屋のドアを開けた、すると後ろからモップが出てきた。
「あれー?いないのかー?」
モップは一花さんの頭の高さまで降りてきた。
(……いったい何をするんだ?)
するとモップは一花さんの頭に向かって前進していき、回転し始めた。
「ってこれ何よぉ!?」
そして一花さんは顔面を綺麗に洗われた。
「アバババババ」
「へへっ、引っかかったー」
奥の部屋から少女が出てきた。
「ってエマぁ!!!」
一花さんは顔面がびしょびしょのまま、エマさんを捕まえに行った。
「……これ、どうしたらいいんだ?」
私はその場に待機していた、こっそりついてきていたハッチが私の顔を覗いてきた。
「どうしたのよ……顔に何かついてる?」
「いいや、ただ顔を見たいから」
「そうなんだ……」
そうして戻ってきた時、一花さんのシャツはお腹の部分がはだけていた。
「……どうしてはだけてるの?」
「あー、服を溶かす薬品をぶっかけられたからね……見ての通り薄い本にありそうな展開だ」
そうして部屋の中に入り、来た理由を話し始めた。
「魔力を貯蔵する容器作ってほしいんだ」
「魔力を貯蔵する容器……わかった、なら1日、1日あれば十分に作れる、期待しておいてくれ」
そうしてエマさんが真っ先に容器を作り始めた。
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