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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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15話 正義には星の光を

おじいさんの周りに浮いていた円形の刃物は男に向かって飛んでいき、切ったと同時に傷口がドロドロと溶けていった。そして男は焦りながらもここを一瞬で離れた。

「なんだこれ……王女様、これ知ってる?」

「いいや、知らない……」

「これが、魔法に乗せる鎮魂歌(レクイエム)だ」

おじいさんはノリノリになって周りに円形の刃物を飛ばしていった。

「このあたりに数十体ヤツらがいるようだな」

(あれ、このおじいさん、凄くノリノリになってる)

そして円形の刃物は曲がり、私たちの後ろに向かって行った。

「これは円月輪ちゅうやつじゃ、魔法でこれを出し、鎮魂歌(レクイエム)をのせるんじゃ」

「へぇ、それで、ヤツらって何なの?」

「昔の男……もとい悪霊が生み出したアンデッドじゃな」

「アンデッド……人を噛むの?」

「噛みはしない、だが魔法を使ってくるぞ」

「魔法を使うアンデッド……変だね」

「そうじゃろ?だがこの世界に産まれたものじゃ、魔法を使えなかったら楽しくないじゃ」

「その鎮魂歌(レクイエム)ってどうやって使えるの?」

「魔力の出力をマイナスにするのじゃ」

「魔力……?」

「まさか……」

すると女王様が言った。

「この人、最近転生してきたからね」

「あっ……」

おじいさんは何かを察した。

「そうじゃな……とにかくアンデッドを足止めお願いする」

「分かったよ、ってどうやって足止めしようかな」

そう言えば、持ってる武器無かったな。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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