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最強おじさん異世界で休日を満喫する!〜なお、勇者は換金所である〜  作者: 涙目


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ep10 アッツアツの遊泳会♡

この物語は全てフィクションであり、実在する人物、事件とは一切関係ありません。

「…………無重力、飽きた」


月面。

飽きたらしい。


人類初の月面移住候補地。

飽きたらしい。


ベッド。

設置済み。


コーラ。

完備。


理想郷。

完成。


しかし。

飽きた。


人類史上初である。


「……」


宇宙を見上げる。


キラキラ。


銀河。


星々。


そして。

太陽。


「太陽って」


ろくでもないことを考えている顔だった。


「泳げんのかな?」


ろくでもなかった。


完全にろくでもなかった。


普通の人間。


太陽を見て思う。


すごいな。

綺麗だな。

宇宙って広いな。


主人公。

泳げるかな。


思考がおかしい。


「善は急げだ!」


何が善なのか。


本人も分かっていない。


シュバッ!!


月終了。



数分後。

太陽近辺。


「うおぉぉぉぉぉ!!!」


強化魔法。

耐熱。

耐圧。

耐放射線。

超耐久。


その他沢山。


全部乗せ。


目的。

遊泳。


神々が泣いている。


「熱っっっっっ!!」


飛び込む。


太陽へ。


どぼーん。


ではない。


ぼしゅぅぅぅぅぅぅ。


である。


「おおおおおおお!!」


主人公感動。


「溶岩風呂みたいだ!!」


違う。


恒星である。


「浮くなこれ!」


当たり前だ。


液体じゃない。


プラズマである。


「うひょぉぉぉぉぉ!!」


犬かき。


世界初。


太陽犬かき。


歴史に残らなくていい偉業だった。



その頃。


賢者。


「異常魔力反応です!」


勇者。


「どこだ?」


賢者。


青ざめる。


「太陽です」


沈黙。


王。


「太陽」


賢者。


「太陽です」


剣聖。


「彼か」


勇者。


「彼ですね」


もうみんな慣れている。



太陽。


主人公。


ぷかぷか。


「ふぅ~」


くつろぐな。


「なかなか良いなここ」


最悪である。


すると。


巨大な影。


太陽内部。


何かいる。


主人公。


「あ」


生命体だった。


恒星龍。


神話級存在。


星の管理者。


太陽そのものの化身。


「汝は何者だ」


開口一番。


主人公。


「ひっ」


神速逃走。


最速記録更新。


恒星龍。


「……」


「……」


「最近の人類どうなってるのだ?」



月面。

主人公。


ガタガタ震える。


「いた」


青ざめる。


「太陽に人いた」


人じゃない。


「意味わかんねぇ」


お前がな。


こうして世界最強のおじさんは学んだ。


太陽には人(?)がいる。


危険である。


二度と近づくまい。



なお翌日。


「ブラックホールって入れるのかな?」


まるで反省していなかった。

お読み頂き、ありがとうございます。

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