第9章 巨大な生き物たち
1.密林の先のバッファロー
「三箇所それぞれに三つの出口が存在する、計九カ所。それが更に、その先で三箇所ずつ増えたとしたら……!」
浩平は思わず身震いした。
今度また来てみよう。ここから誰かが侵入してくることは無いはずだ——あの壁の向こう側をすり抜けて来られるのなら、話は別だが。
三人は再び『Kサークル』の四方足印台座へと降り立った。
「今日はこの辺でキャンプにしようか」
浩平が声をかけ、食事の支度とテントの設営に取り掛かる。愛衣と歩美も手際よくテントを組み始めた。
やがて夜が訪れ、パチパチと爆ぜる焚き火を囲みながら、三人は明日向かうべき足印台座を見つめていた。
「もしあそこが江戸の街に繋がるとしたら……東足印のレンガ造りの街並みは、おそらくドワーフの街ってことになるのかな」
浩平が思いを巡らせると、歩美が言葉を継ぐ。
「でも、左——あの北足印の密林だって捨てきれませんよ。大きなトンボや小さな羽虫が飛んでいましたし」
「確かに一理あるな。明日はあの密林を少し探索してみるか」
浩平の提案に愛衣が大きく頷く。
「ですね! 美味しいお肉にありつけるかもしれませんし!」
「そうだな」
浩平はふと会話の手を止め、焚き火の明かりに照らされた己の両手を見つめた。
二人と出会う前だったか、あるいはこの転移台座を潜り抜けたせいなのか。それまでは伸びていたはずの爪や髪、髭までもが、最近はまったく伸びなくなっている。
浩平がふと疑問を呟くと、愛衣と歩美が顔を見合わせた。
「そう言えば……私達もここに来てからずっとそうですよ?」
「おそらく、あの転移台座の影響だろうな……真に不思議な装置だ」
浩平が顎に手を当てて思案していると、愛衣が瞳を輝かせて言った。
「ってことは……私達、怪我や病気、飢えさえ避ければ、事実上の『不老』……ううん、『不死身』ってことですかね!?」
「この常識が通用しない世界なら……十分にあり得る話だな」
時間の停滞という人智を超えた現象に、どこか高揚感を覚えながら、浩平は揺れる炎を見つめていた。
しんと静まり返った空気の中、歩美が手のひらを草原へと向け、力強く言葉を紡ぐ。
「ウォーターバレット!」
掌の前で凝縮された水球が、一瞬で圧縮されて弾丸へと変化する。
ボッシュン!と風を穿つ音を残して飛んでいくそれを見て、浩平は密かに舌を巻いた。最近は命中率もかなり上がっている。
(無詠唱で出せるのに、なんでわざわざ技名を言うんだ……?)
浩平が内心で首を傾げていると、愛衣が自信満々に割り込んできた。
「かっこいいからに決まってるじゃないですか!」
なんとも頼もしい妹たちである。そういえば愛衣も似たようなことを言っていた。
「私のはただのファイアーボールですから! 歩美みたいに水を高圧化・硬質化させるようなアレンジはまだできなくて……」
「だけど、最近は連射速度が上がってるように見えるぞ?」
「えへへ、それぐらいですよ」
「そっかー」
魔法の構造を理解し、水弾を硬質化させるような繊細な工夫を重ねる二人。それに引き換え自分は、ただただ車を動かせるほどの生体電気を生み出し、強引に給電しているだけだ。浩平は表面上は軽やかに頷きつつも、二人の優れた魔法センスに『嫉妬』という名の感嘆を禁じ得なかった。
すると、浩平の微妙な表情の変化を察したのか、愛衣が口を尖らせて言った。
「ちょっと浩平さん、そんな顔しないでくださいよ! 浩平さんだって、ガソリンがなくなった車を素手で充電して走らせてるじゃないですかぁ! あれがなかったら、今頃こんなふうにしてられませんからね!」
「まあ……それもそうか!」
浩平は照れくさそうに笑いながら頷いた。
「言われてみれば……それもそうだな!」
妹からの思いがけない言葉に、浩平は思わず破顔した。
だが——と浩平は心の中で付け加える。あれは運が良かっただけだ。たまたまバッテリー走行が可能なハイブリッド車だったから成立した技であり、もし普通のガソリン車だったら……と思い返すと、今更ながら背筋に冷たい汗が流れるのだった。
「明日、万が一にも森に入って獣なんかが襲ってきたら、愛衣は火魔法で攻撃を頼む! 草原に火が移りそうになったら、歩美は思いっきり水をかけて消火を担当してくれ」
「うん、分かった!」
歩美は力強く頷いた。
浩平は自分の腰からサバイバルナイフを外して歩美に手渡し、代わりに彼女が背負っていた短剣を受け取った。
短剣とは言っても、刃長だけで五十センチ近くある代物だ。小柄な歩美には少し重く取り回しづらそうだったため、扱いやすいナイフと交換することにしたのだ。
さらに浩平は、バーベキュー用の金属串を三本、自作の木筒に収めて腰からぶら下げた。
これもすべて、予期せぬ野獣との遭遇を前提とした備えだ。
何が起こるか分からない以上、どんな事態にも対応できるよう、念には念を入れて準備を整えるのだった。
翌朝、準備を終えた三人が左を指し示した足印台座から姿を消した。
密林の中。一度方向を見失えば、完全にアウトとなるような過酷な場所だった。
「とりあえず……もしここが日本の江戸時代のような場所だったとしたら、魔法は使えないはずだ。愛衣、指先から小さく炎を出せるか試してみてくれ」
浩平に促され、愛衣は集中して指先に小さな火を灯してみせた。歩美も自ら足元に少し水を出せるか試してみる。どちらも問題なく起動した。
浩平自身も、先ほど交換した刀越しに魔法が通るか検証してみることにした。木の幹に刃先を軽く当て、刀身に電気を流し込む。バチバチと青白い火花が走り、刀を通した電気が樹皮を焦がしてうっすらと煙を立ち上らせた。
(ほう……これは使えるかもしれないな!)
浩平は満足そうに頷いた。
三人は転移台座を降りると、そこから真っ直ぐ北の方角へ向かって歩き出した。
後から迷わず戻れるよう、浩平は途中の枝を折ったり、刀を上と下から交差させて幹に目印の切れ込みを刻んでいく。腰の手斧を使っても良かったのだが、森の中に無用な打撃音を響かせないための工夫だった。
四、五時間ほど歩いた頃、前方で野ウサギの姿を見つけた。しかし、捕獲には失敗してしまう。
(……そうか、二人はまだ、こういう動物を直接殺傷することへの抵抗感が無いんだな)
浩平は二人の様子を見て悟った。
あの距離と間合いなら、愛衣の『ファイアーボール』や歩美の『ウォーターバレット』を使えば簡単に仕留められたはずだったのだ。
「今日はこの辺で一旦引き返そう。明日は東の方角に向かってみようか」
浩平の提案により、三人は話し合いながら元来た目印を辿って帰路に就くのだった。
密林の足跡台座まで戻り、そこで野営をすることも考えたが、万が一にも猛毒を持つ蛇に噛まれでもしたら——そう考えると、やはりKサークルまで戻って野営をするのが賢明だという結論に至る。
二人に夕食の支度を頼むと、浩平は「東の雑木林の中を探索してくる」と言って一人で奥へ入っていった。
「浩平くん、何を探しに行ったんだろうね?」
愛衣が歩美に尋ねるが、歩美にも心当たりはなかった。
その頃、浩平は剣を抜いていた。手に電気を込め、素振りの練習に打ち込む。
(自分にしかできない武器がほしい——!)
ただその一心で剣を振る。この日から、誰に教わるでもない浩平の素振り稽古が始まった。剣の重さ、振りを止める時にかかる負荷を、一つひとつ確かめるように。
その後、数日かけて三人はKサークルから北の足印台座、そして動物の棲む密林へと入り、台座を中心に四方八方歩き回った。
そんな折、少し開けた平野で大きなバッファローの群れを見つける。十頭ほどが身を寄せ合い、草を食んでいるようだった。
愛衣と歩美の攻撃範囲はおよそ二十メートル。しかし、障害物が少なく姿を隠して距離を詰めることができない。
その時、浩平にひらめきが走る。
――これなら、いけるかもしれない。浩平の顔に、不敵な笑みが浮かんだ。
2.新たな武器
(あの猟銃、整備したら使えないだろうか……?)
これまで「銃を使う」という選択肢が自分の中に全くなかったことに気づいたのだ。
ここは異世界だ。使ったところで誰も咎めはしない。
とはいえ、弾は八発しかない。使えたとしても、八回などすぐに使い切ってしまうだろうが——。
異世界で銃声を響かせれば、バッファローがパニックを起こして暴走し、群れでこちらへ突っ込んでくるかもしれない。あるいは、その大音響を聞きつけたさらに危険な魔物や猛獣を引き寄せてしまうリスクもある。そう考えると、安易に使うのは危険すぎる気がした。
残念だが、一度拠点へ戻って策を練り直すことにする。
後日、三人は洞窟に戻り、立てかけてあった猟銃を手に取った。
「初めて握るけど……これはどうやって使うんだ?」
構造は水平二連の中折れ式散弾銃。
使い方の分からない浩平だったが、あちこちいじくり回しているうちに、なんとなく操作方法は理解できた。
機関部の上部にあるレバー(トップレバー)を右に倒しながら銃身を下に押し下げて銃を折ると、薬室が露出する。そこには横に並んだ二つの穴があり、弾を二発装填できるようになっていた。
確認を終え、銃身を勢いよく引き上げて「カチッ」と音がするまでロックする。
だが、本来なら銃を閉じると自動で撃鉄が起きるか、あるいは親指で撃鉄を引き起こしてロックされるはずなのだが、指を離すと撃鉄はカチャンとそのまま薬室の先へ戻ってしまう。内部の不具合で、撃鉄が起き上がった状態で固定されないのだ。
「これ、壊れてるな……」
撃鉄が引っかからない以上、引き金を引いても撃発させることはできない。落胆する浩平に、歩美が提案した。
「だったら……弾薬を入れた状態で撃鉄がそのまま弾の底に触れているなら、浩平さんお得意の『ビリビリ』を銃に流せば何とかなりませんか?」
「お……! やってみる価値はあるか!」
浩平は弾をひとまず一発だけ込め、銃を閉じた。そして林の奥へと銃口を向ける。愛衣と歩美は「念のため」と、しっかりと耳を塞いで見つめていた。
浩平が両手に静かに電流を流した——その瞬間!
引き金すら引いていないのに、爆音とともに銃が発砲した!
「ぐおっ!?」
肩に伝わる想像以上の衝撃と反動に、浩平は思わずのけぞってしまう。
「……凄いな」
引き金が壊れていても、弾を込めておき、撃つ瞬間だけ電流を流せば確実に発射できる。普段は暴発しないよう安全に扱い、いざという時の護身用(切り札)として十分に使えると、浩平は確信したのだった。
それでも、あの草原のバッファローにこの銃を使うわけにはいかない。
そこで浩平は、鎧の肘当て部分の金属を加工して、弓矢を作ることにした。
肘の鎧は細長い金属板を組み合わせた構造になっていた。それを一度バラバラに解体し、焚き火で赤くなるまで熱してから、歩美に頼んで思いっきり冷水をかけてもらう。焼き入れを行って強度と強靭さを増した金属板を作り上げたのだ。
銃のグリップと引き金の形を模して削り出した木製の台座を用意し、その上に加工した金属板を重ねて固定する。両端に丈夫な革紐をしっかり括り付ければ——ついに「クロスボウ」の完成だ!
「できた……!」
思わず達成感に浸る浩平。しかし、それを見た愛衣から容赦のないツッコミが飛んできた。
「……浩平くん、肝心の『矢』がないじゃないですか」
(これを作り上げるのに、どれだけ苦労したと思ってるんだよ……!)
心の中で叫んだ浩平だったが、完全に出遅れて矢のことを失念していたのは紛れもない事実だった。
気を取り直して、試し撃ち用の矢を作ることにする。
完成したクロスボウの金属弓は、想像以上にしなやかで強い弾力性を持っていた。これなら十分期待できる。
手頃な木の枝を切り出し、先端に肘の鎧の端材を加工した矢尻を取り付けて即席の矢を作り上げた。
浩平はクロスボウに矢をセットし、十メートルほど離れた大木に狙いを定める。そして、そっと引き金を引いた。
——ビュンッ!
風を切る鋭い音とともに放たれた矢は、狙い過たず木の幹の真ん中に深く突き刺さった。
「「すごい……!」」
それを見た愛衣と歩美が、興奮気味に歓声を上げた。
自作の武器を手にした男というものは、狩りに出て成果を挙げてこそである。
興奮を抑えきれない浩平は、思わず拳を突き上げた。
「野郎ども、狩りだーー!!」
その威勢のいい叫びを聞いて、ふたりは思わず苦笑いを浮かべる。
「アニキ! 頼みますよ!」
「はいはい、期待してますよ〜」
三人は北の足印台座を渡り、再び密林へと繰り出した。
浩平の左腰には刀。背中には、以前バーベキュー用の串を入れていた筒を再利用し、手作りの矢を五本挿している。そして左手には、完成したばかりのクロスボウ。
そしてこの日——浩平は、のんきに草を食んでいた一羽のウサギを、見事に一撃で仕留めてみせた。
倒れたウサギの前に歩み寄り、浩平は静かに手を合わせた。命をいただくことへの感謝を込めて。
その日の夜、三人は焚き火を囲んだ。異世界にやってきてから、初めて口にする本物の「肉」だ。
自分たちで海水から精製した塩を振りかけて焼き上げた肉は、思わず笑みがこぼれるほどの絶品だった。三人は、その得がたい旨味に心ゆくまで舌鼓を打ったのだった。
あの密林には動物がいる。まだたくさんの生き物が潜んでいる——そんな予感がしていた。
浩平の作ったクロスボウは、思った以上に飛距離が出た。
単に遠くへ飛ばすだけなら、愛衣と歩美が放つ『ファイアーボール』や『ウォーターバレット』の射程(二十メートル)の倍以上は飛ぶ。
正確に狙いを定めても、二十五から三十メートルほど離れた五十センチ径の的をしっかり射抜くことができた。
難点を挙げるなら、二人の魔法に比べて装填に時間が、かかることくらいだろう。
北にある『足印台座』の密林の中の台座にも、戻るための足印のほかに、三箇所の方角が示されていた。いずれそこへも向かう必要があるはずだ。
だが、この密林の向こうに広がる草原には、まだまだ知らないことが多すぎる。
3.密林の奥の湖
間違わずに帰れる「足印台座」に鍵穴があることだけが、せめてもの救いだった。
それさえ間違えなければ確実に戻ることができる。
ただし――無事に台座まで戻ってくることが前提だが。
それはレンガ部屋の先にある台座であれ、砂浜の台座であれ同じことだった。
「愛衣ちゃん、この平原ってテレビで見るアフリカのゾウとかライオンがいるような場所に見えない?」
歩美も同じことを感じていたようだった。
今のところ、平原で見かけた大型動物はバッファローくらいだ。とはいえ密林に入れば野ウサギや珍しい昆虫の姿もある。
以前バッファローと出遭った場所まで足を進めると、そこには見渡す限りの丘陵が広がっていた。日帰りで探索するなら、どうやらここが限界のようだった。
そこで今度は密林の台座から右手、平原とは逆の方向へ進むことにした。
深く生い茂るジャングルを切り開くように進んでいくと、やがて小さな湖が見えてくる。そこからは、穏やかな小川が静かに流れ出ていた。
(もしかして湧き水か?)
水面を覗き込んだ歩美が声を上げる。
「魚! 大きい! 浩平さん、すごく大きいです!」
見下ろした浩平も驚きを隠せなかった。一メートルほどの、サケに似た大きな魚が何匹も泳いでいる。
「愛衣、これって食べられますかね?」
浩平はクロスボウを構え、浅瀬にいる個体を狙って引き金を引いた。しかし水面を射抜いた矢は一瞬沈んだものの、すぐにプカリと浮かんできてしまう。
「ダメですね……浩平さん、ビリビリをやった方が早いんじゃないですか?」
「確かに!」
浩平は掌を水面へとかざした。
直後――バリバリバリッ!と激しい電流が走る。
あっという間に、十匹ほどの魚がプカプカと浮かんできた。
「おぉー、流石!」
愛衣と歩美が歓声を上げた、まさにその瞬間。
風を切り裂く凄まじい音とともに、翼長十メートルはあろうかという巨大な鷲のような鳥が舞い降りた。そして鋭い爪で、浮かんだ魚を根こそぎ奪い去っていく。
残されたのは、その爪の隙間からこぼれ落ちた、たった一匹の魚だけだった。
三人はあまりの出来事に呆然と立ち尽くした。
「な、なんですかあれ……? 初めて見ましたけど、鳥というより恐竜じゃないですか?」
「なんだか、ここの生き物って全体的にサイズ感が大きくないですか? ウサギもトンボも、この魚だってイメージよりひと回り大きいですし」
「そうかもしれないな……」
歩美の疑問に、愛衣も大きく頷く。
「あんな鳥に爪で捕まえられたらと思うと、ゾッとしますね……」
歩美が青ざめた顔で呟くと、愛衣も悔しそうに口を開いた。
「あんなのがいるなら、はじめから言ってくれれば攻撃できたのに! 何もできませんでしたよ」
「それはみんな同じだよ。でも、事前にあれを見られただけでも良かったと思うべきかな。これからは空の警戒も怠らないようにしないと……あの平原の丘陵で出遭わなかっただけ幸運だったと思おう」
浩平の言葉に、二人は静かに頷いた。
残された一匹の魚を枝に刺して持ち帰った三人は、さっそく塩焼きにして食べてみることにした。
まずは浩平が身をひとつまみほぐし、口に頬張る。
「……美味い!」
それから三十分ほど様子を見ても身体に異常がないことを確認し、浩平は二人にも食べるよう勧めた。
川魚を口にするのは初めてだったが、塩焼きにした身は引き締まっており、実に美味しく食べることができた。
「浩平さん、また行きましょう! 今度またあの鳥が出たら、歩美ちゃんと二人でやっつけちゃいますから。そうすれば、鳥肉も魚も両方食べられますよ!」
愛衣が鼻を鳴らしながら意気込むと、歩美も隣で小さく笑いながら頷いた。
ここへ来て確実に食材の選択肢は増えたが、同時に危険も増している実感がある。
「あの巨大な鳥だって、いつ狩りの最中、近くまで飛んでくるか分からないからな。このキャンプ地は比較的安全だけど、あっちの(密林や平原)は違う。今まで以上に気を引き締めよう」
「「はい!」」
パチパチと爆ぜる焚き火を囲みながら、三人で改めて決意を新たにするのだった。
つづく




