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美少女アンドロイドが色じかけをしてくるので困っています~思春期のセイなる苦悩は終わらない~  作者: 根立真先


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ep30 体育のじかん③

 ということで......。


 俺と学級委員長さんペアで馬跳びを開始した。

 こんなことやるの...ちゃんとまだ学校に行っていたとき以来だ。


「あ、あの、学級委員長さん、大丈夫?」

「うん?全然だいじょーぶだよ?」


 俺は学級委員長さんと交代交代で跳びあった。

 馬跳びそのものは滞りなく行われていく......が、自分が跳ぶたびに胸のドキドキが抑えられない。


(学級委員長さんの背中に、俺の手が触れている......)


 そう思うだけで、俺の体温は急上昇していくようだった。

 けど、自分でもすこし意外なのは、案外平気でもあった。


(ネーコのセクシープログラムで鍛えられたせいなのか??)


 俺は馬跳びをしながら先生ポジションで監視しているネーコをチラリと見た。


(ネーコ......)


 俺は気づいている。

 以前からネーコがそれとなく俺の不登校を直そうとしてくれていることを。

 そっと背中を押そうとしてくれていることを。


 今日のこれも......いわば体育の模擬授業なんだろ?

 いずれ俺が登校する時の不安を少しでも解消させるためだろ?

 ここへ学級委員長さんを参加させたのもそういうことだろ?


「ん?井藤くん?どうしたの?跳ばないの?」


 自分の番なのにボーッとして跳ぼうとしない俺へ馬になった学級委員長さんが声をかけてきた。


「もういいでしょう!次に進みましょう」


 そのタイミングでネーコが仕切りの声を発した。

 俺と学級委員長さんは態勢を戻すとネーコのほうへ向く。


「続いては......馬()()です!さあ、業者の方、カモン!」


 よくわからないネーコの号令に従って、何処から二名の作業服姿の人たちがぐるぐる巻きのマットを担いでやってきた。


「な、なんなんだ?」

「な、なに?」


 びっくりする俺と学級委員長さんをよそに、作業服の人たちはバタバタと地面にマットを敷いて、

「それじゃどうも〜!」

 とだけ言ってそそくさと去っていった。


 唖然とする俺と学級委員長さんに向かってネーコはビシッと指をさしてくる。


「ネーコプレゼンツ!野外マットプレイの開始です!」


「えっ......えええ??」

当作品をお読みいただきまして誠にありがとうございます。

面白かったら感想やいいねなどいただけますと大変励みになります。

気に入っていただけましたら今後とも引き続きお付き合いくだされば幸いです。

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