4.入学式
「ほー。ここが騎士養成学園かー。・・・広いな!?どこだよここ!迷子だよ。」
俺は会場に向かうため父上とわかれた。その後入学者待機所に向かう途中で迷子になった。
「あー地図アプリが恋しい(泣)(泣)」
「あれ?こんなとこでどうしたの?もしかして新入生?ここは待機所の反対側だよ?」
美しい赤髪の女性が話しかけてきた。綺麗な人だ。前世を思い出して初めて美しい女性にあったよ。もしかしてこれが運命・・・・・・・・
「コホン。聞いているかい?ここは待機所の反対側だよ。もう少ししたら集合時間になっちゃうよ。」
「すみません。俺はユーグリーン家が5男、カイト・ユーグリーンです。待機所に向かう途中で迷子になってしまいました。よろしければ美しいあなたのお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「きみがユーグリーン家の5男カイトか。美しいって、、、僕は男だよ・・まさか僕の顔を知らない公爵家の者がいるだなんて・・僕の名前はアキト・ユスタニフこの国の第4王子だよ。僕はこの学園の3次生でね、今日は学園学次生代表挨拶で来ているんだよ。1年しか同じ学園にいることはできないけど高貴族家出身ならこれからも接する機会はあるだろうから、これからよろしくね。」
ユスタニフだと!?王族でしかも男だと!?お、お、俺の運命・・(泣)
「王子様とはつゆ知らず大変失礼いたしました。こちらこそ若輩者ですがよろしくお願いします。」
俺は深々とお辞儀した。どうだ!この小物感!きっとこれから関わりたくないと思うに違いない!
「ハハッ!カイトは面白いね。僕が待機所まで送ってあげるよ。もうこの時間だとあそこまで行くには遅刻だからね。僕に任せて。」
「えっそんなに遠いのですか?しかも第4王子様に道案内などお願いするわけにはいきません。」
は?この学園そんな広いの?集合時間まであと30分はあるんが、、貴族家の4子以降が来るとこなのに!?集合時間まであと30分はあるんだが、、そんなバカな・・・・
「王子様だなんて悲しいこと言わないで、アキトって呼んでね。いいんだ。僕が案内したくてするんだから。それに僕はカイトのことが気に入ったからねっ。」
ウインク・・・じゃないよ。ちょっとどうすんだよ。俺この世界の邪道を進もうとしてるのに、王子様に気に入られるなんて・・・
「・・・・ありがとうございます。アキト先輩のご厚意に感謝いたします。」
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「本日は騎士養成学園126期生の入学を迎えることができて本当に嬉しく思う。本学園では、卒業後自領の騎士団などで活躍する人材の戦力増強を目的とした学園である。この学園の生徒になったからには心身の成長に限界を感じることなく常に高みを目指して行ってほしい。つまり今後の学園生活において・・・・・・・」
どの世界でもお偉いさんの話は長いんだな。世界共通かよ。こんなところを世界共通にしてどうするよ。頼むよ神。。
たくさんのお偉いさんのありがたーいお話を2時間と学園学次生代表であるアキト先輩の歓迎の辞を聞いて入学式は終了した。
入学式っていうか、お話を聞く会では?と思ったのは俺だけではないだろう。
「明日は126期入学生全員のクラス分けテストを実施する。各次生宛に集合時間を明記した招待状を送付している。集合時間に間に合うように演習場に来ること。」
「「「はい!!!!」」」
「以上で第126期生入学式を終了する。今後の次生の成長を楽しみにしている。」
そんなこんなで入学式は終了し、、、、、
「ぬあー!!!!ユーブルー家の人と関わるの忘れたー!!」
俺は父上の雷が落ちることを確信した。




