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BLUE AGE  作者: 朝永有
7/10

雨中の犬

季節外れの雷鳴

小さい丘に落ちた

一瞬の稲光が燃やす

心は欠片になったんだ


どこから聞こえた遠吠え

激しく降る雨に消され

一瞬の雨粒が濡らす

心に染みこんでいったんだ


涙すら流せず

ふらふるする俺の

感情はあの稲光と

遠吠えのどちらに似ているだろう


びしょびしょに濡れた靴で

淀む外を駆け抜けていく


季節外れの雷鳴

裸の木々を揺らした

一瞬の突風が揺らす

心は灰になって消えた


どこから聞こえた遠吠え

激しく降る雨に溶けて

一瞬の雨粒が落とす

心に染みこんでいったんだ


涙すら流せず

クラクラする俺の

感情はあの稲光と

遠吠えの狭間を彷徨っている


冷えた足の感覚は無いまま

歪む外を駆け抜けていく

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