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BLUE AGE  作者: 朝永有
4/10

自意識過剰演出症候群

目線を全て集める

スポットライトは私のもの

開演のベルが鳴り

今宵もショーが始まる


一人舞台の始まりは

長い台詞を皮切りに

孤独を生きる少女の

半生を演じるのさ


踊る 踊る 踊る 踊る

拍手は鳴り止むことを知らない

踊る 踊る 踊る 踊る

涙はまだとっておいたほうがいい


夢だけが少女の救い

スポットライトの粉雪が降る

淡く繊細に笑って

見せつけるこの表情


大人になった少女は

都会に出て夢を知る

孤独を生きた少女の

出会いを演じるのさ


踊る 踊る 踊る 踊る

拍手は鳴り止むことを知らない

踊る 踊る 踊る 踊る

ハンカチはもうとっておいたほうがいい


クライマックスへと

一人舞台は加速する

羽ばたいた少女の

煌く儚さを さあ


踊る 踊る 踊る 踊る

拍手は鳴り止むことを知らない

踊る 踊る 踊る 踊る

スポットライトはもう必要ない


踊る 踊る 踊る 踊る

拍手は鳴り止むことを知らない

踊る 踊る 踊る 踊る

涙を流すところはここなんだ


皮の切れた座席には

人の影はどこにもない

途切れる開演のベルの音

今宵もショーが始まる

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