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17,狂気的な殺人まで1

本編、クロード編が始まりました。

長くなりそうですだけど、文字数は二万文字程度。

あれから一週間。


今日はデイリー侯爵家のバーティー。

けれど、クロードも可哀想だなぁ。

クロードの13歳の誕生日に母親を正体を知ってしまうのだから。



「セレス?何度声をかけても返事がなかったのだけど」私はボーッとしていたようでシャーロット様の声すら聞こえなかったらしい。


「申し訳ございません」



「……そう……また、何か悩みがあったら付き合ってあげるからね」心配してくれている、シャーロット様……!!!!!

ああ、ありがたやありがたや……。



「そう言えば、そろそろデイリー侯爵家のご子息とそのご息女様がくる頃ですね」



「ええ、そうね」



ついに来る、ヤンデレ攻略対象のクロード。(予定)

この前のお出掛けで私は元気が出ている!!

絶対に攻略対象の幸せとシャーロット様の幸せを手にして見せる!!



「来ましたね」急に騒ぎ始めたと思えば、今回の主役であるデイリー侯爵家の入場だ。



そのなかには、攻略対象のクロード・デイリー。

その妹、クローディア・デイリー。

そして、今回、クロードが母親の本性を知ってしまい、ヤンデレ化となる、元凶。



クラウディア・ド・デイリー。



来た。

取り敢えず私がすることはクロードがあの事件現場に近付けさせない事。



「シャーロット様、早速、クロード様とクローディア様に挨拶をしましょう?」クロード達は挨拶に向かっていた。




「ええ、そうね」私達はクロードに挨拶しに行く。

多分、クローディアも入るだろう。




「お初にお目に掛かります、シャーロット・ベイルと思うします」シャーロット様はクロードに淑女の挨拶をする。



「こちらこそ、クロード・デイリーと申します」クロードは愛想笑いでシャーロット様に挨拶する。

この人はヤンデレ化となる前からニセコ王子だ。

まあ、ヤンデレ化になれば、今よりも冷血で冷酷な侯爵に育つのだけれど。今なんてまだましな方だ。

でもね?普通、シャーロット様にはもう少し嘘偽りの無い笑顔で答えられないの?私だったら、心臓が鼻から出そうな位に真っ赤になるけど。



※セレスティアが例外なだけです。



彼は気に入らなければ監禁&殺害と言う説明になっているけど、本当は全て、母親の命令。

母親は永遠の美を求めるのも理由の一つだが、殺害を息子にも継がせたいと言う最低な考えを持っているため、母親は命令し、息子であるクロードに殺しをさせているのだ。

だが、クロードは母親にバレないようにその殺害対象を逃がしている。そして母親の殺害対象は美女美男だが、もう一つはクロードの大切な人、側に入る人が殺害対象。

大切な人な側に入る人を傷付けたくないので、彼は人を寄らせず、冷たい態度を取る冷血で冷酷な男になった。いや、なったよりも、演じたの方が正しいだろう。

こうして思うと、彼がヤンデレなのか分からなくなってきた。

因みに妹を傷付ければ容赦しないのは母親の本性を知る前からなので、重度のシスコンだ。

因みにこの時点でもあまり、あまり人とはかかわり合いたくない主義で妹を傷付けるのでは?などと思っているため、普段は妹と行動している。

妹の方は薄々母親の本性に気付いているので、一番信頼できる兄の側に入る感じだ。



「それで、隣の人は………?」


「シャーロット様の専属執事をしているルーカス・アンベルトと申します」ルーカスは丁寧にお辞儀をする。だが、クロードとは顔を会わせなかった。



「同じく、シャーロット様の専属メイドをしている、セレスティア・デイサンズと申します」私はクロード顔をあわせて、さっきの仕返しとしてこちらも似非スマイルを浮かべる。



「…!こちらこそ。……クローディアも」私が挨拶を澄ませると、クロードはその妹、クローディアに向ける。




「…………クローディア・デイリー……と、申します………」タジタジと挨拶をする。兄のクロードの銀髪に灰色の瞳とは違い、髪の毛が黒髪だ。そして、紫の瞳。


因みに母親もの瞳も灰色だ。

まあクロードのその瞳は母親譲りと言うことだ。

ただ、クローディアの紫の瞳はあまり見かけない瞳なのでこれもまた、差別の対象。

稀で異質だからと言う理由だけで差別するのもどうかと思う。




「クロード様は今日は誕生日だとか聞きましたけれど」シャーロット様が問う。


「そうなんです、よく知っていましたね」少しクロードは驚いていた。


「ふふ、セレスが教えてくださったんです」


「セレス?」


「セレスティアです。ねぇ?」私に話を持ちかけないでくれよ、シャーロット様。



「ま、まぁ……」


「そうですか。それにしても何故、誕生日を知っていたんですか?俺はほとんど表舞台には顔を出さないはずですが」

攻略対象だからです。

なんて、口が裂けてもいえない…………。



「………え…と……シャーロット様!そろそろ行きましょう!」私は雰囲気に耐えられなくなり、シャーロット様を出しに使って逃げた。



って!ダメでしょ!?

一人にはさせちゃダメなんだから!!

気付いた時は、もう遅い。

やっちまった………。と言うかシャーロット様とルーカスは?

こちらも迷子……。



「セレスティア様!」突然声が聞こえた。



「はいっ!!!!!」

私は驚いて、声をあげる。

振り向いた先はクローディア様が立っていた。



「クローディア様!?どうしてここに………」


「いえ、落とし物をして入らしたので……」クローディアは手を開く。その中身は私達がこの前のお出掛けでお揃いで買った髪飾り。気に入ったので肌身離さず持っていたんだ。

それが落ちてしまったなんて、何と言う失態。



「ありがとうございます。わざわざ」


「いえ」クローディアは髪飾りを渡す。



「……それで、クロード様は?」何故かクロードが着いていない。何故だ?



「………セレスティア様は、私の兄、クロードが好きなんですか?」

え?突然なにを……?


「いえ?何故ですか?」


「……ずっと……お兄様を見ていらいたので………」見ていた??もしかして、私がクロードが何処かに行かないようにずっと監視していたこと??もしかして、あれで勘違いされた!?



「そんなわけが無いでしょう!?第一クロード様が私みたいなメイドを気に入るものですか!?好きになど到底なりません!!第一私は全く好きではありません!!」


「そうですか……」どこか安堵した表情だった。


「……あの、大丈夫ですか?」


「え?」つい何となく心配してしまった!!なんてこった。

下手したら不敬罪に問われる!?それは嫌だ!!


「え……」物凄く困惑している。そりゃそうだよね…。



「相談に、のって貰えませんか?」突然、クローディアはこんなことを言った。


「わ、私で良ければ………」何故?


「思ったんですけど、私の事、恐くないんですか?」

突然何を言うかと……。


「瞳の事ですか?」


「!知っていたんですね。それならなおさら………」



「……そうですね………私はそんなことで悩んでいるなんて馬鹿馬鹿しいと思います。異質だからと差別をするのだって馬鹿馬鹿しい。勿論、相手にはそんなこと、な訳がないけれど……因みに私はその瞳、綺麗だと思います」



「突然何を言うかと思えば…………」


「だって綺麗なんだもの」私はニッコリと微笑む。

異質なんてばからしい。



「……それともう一つ」


「何でしょう」



「母の事なんです」取り敢えず座りながら相談にのることにした。


母ってあのサイコ母?クロードのヤンデレ化を引き起こすキャラ?


「薄々気がついてはいましたが、母が恐いんです」


「恐い?」確かに恐いけどさ。



「はい。いつも、優しいですが、時々狂った様に笑い出したり、変な行動ばかりするんです」確かにおかしいわぁぁ。


「それに、母は人殺しです。隠れて人を殺している」

本当に勘が鋭いな………。


「……人が、信じれない………」とても苦しそうに離した。



その姿はとても、息が詰まる。

絶対に母親を断罪しなければ、この子の命にも関わる。

これじゃ、ヘンリーと同じだ。




「人はすぐ嘘を言う……それは皆そうだけど、私だってそう……でも、母親は違う。そんな生ぬるい嘘ではない。本当の嘘悪だ。それに、母は私の大切な人をすぐ、奪う」

クローディアはクロードに似ている。

母親であるその人が大切な人を奪う殺す。

せっかく出来たと思えばすぐ。



私は攻略対象の幸せ、シャーロット様の幸せ、クローディアにイザベラ。必ず私が最悪な方向へは行かせないから。




「絶対に……守るから……!!私が絶対に回避させて見せるから……!」

私は絶対に、不幸になんかさせたりしないから。

だがらあと、もう少しだけ、待ってて。


「……ありがとう……」クローディアは私に優しい笑みを浮かべる。



「あ~あ!全く!!」うおっ!?な、何だ!?



「それで、さっきから、立ち聞きしているのは誰ですの?そろそろ出てきては?」え!?



「ヘンリー様!」私は目を見開く。

まさかこのパーティーに参加していたなんて!!



「知り合いだったの?それだったら私はお邪魔ね」そう言ってクローディアは立ち去る。

ああ!まだ話したいことがあったのに。



最後まで見て頂いてありがとうございました。

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