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14,イザベラとシャーロットの心境

二人が戻ってきたのは、セレスがイザベラに連れてかれて(強制的に)から、二時間立ったときだった。


私の名前はシャーロット・ベイル。


一応、伯爵家の令嬢だ。




私の専属メイドのセレスティア・デイサンズは極度のタラシだ。


本人は自覚がないのか、分からないけれど本当に困る。


その虜は老若男女は問わずだ。勿論、私もその一人。


セレスの何気ない言葉で私は誑かされた様に虜になっていた。


ルーカスもその一人だろう。


ルーカスはどんな言葉で誑かされた(?)のか分からないが何となく私と同じ理由な気がする。


それに、最近家に来るヘンリーやリカルド。


彼らもまた、セレスに誑かされたのだろうか、よく家に来る。


少し、誑かされたとは言葉が悪いが本当なので仕方がない。


きっと本人には自覚がない無自覚タラシなのだろう。


そんな私でも、本当にセレスがいてくれて心強い。






★★★★★★★






私はイザベラ・エリー。


エリー公爵家の一人の令嬢として生まれた。


親の甘やかしのせいか、私は自分でも分からないほどに我が儘で傲慢な令嬢に育った。




私はお金さえあれば何でも手に入るし、どんな物でも買えると思っていた。


その日までは。




ある日、親の政略結婚として婚約を結ぶことになり、婚約者ができた。名はリカルド・ライゼント。


一目惚れだった。


彼と釣り合うために必死に努力をして、頑張ってきた。


そしていつしか私は気付いた。


私には才能がないことに。


どんなこともこなせないダメ令嬢だったのだ。


私はいつしか諦めるようになっていき、絶望していた。


そしてもうひとつ、あることに気がついた。


私はお金がなければ、皆が私から離れていくのでは?と。


そう感じはじめてからは、その事を考えないように皆に我が儘で傲慢な令嬢になった。






彼女と出会うまでは。




名は、セレスティア・デイサンズ。


どこか、私に似ている雰囲気のある婚約者のリカルドは孤独感を纏って、私でも彼を救ってあげられなかった


でも、彼はある日を境に変わってしまった。


まえまで物凄い孤独感に襲われている雰囲気のリカルドは笑顔になり、ますます好きになっていた。


そのセレスティアと言う名前を聞くまで。


最近は私と会うことも少なく、元々少なかったのだが、彼はベイル伯爵家に通っていた。


きっと伯爵家の令嬢だと思い、探るがセレスティアと言う名は出てこ無かった。


でも、ある日わたくしはやっと見つけた。




セレスティアはベイル伯爵家の令嬢の専属メイドだったのだ。


始めて対面したときは、黒髪に水色の瞳。


とても元、平民とは思えない顔立ちだったが、そんなのは関係なかった。わたくしの婚約者であるリカルドを奪ったことに怒っていたからだ。そしてその隣にいたシャーロットと言う名の令嬢のもう一人の専属執事らしいのルーカスに当初、目に止まった。彼も、元、平民とは思えないほどの黒髪に瞳の整った少年。わたくしよりもひとつ年上とは聞いていたが、これほどとは思わずに少しだけの魅入った。




そして私はセレスティアにトランプのポーカーで勝負を挑んだ。


私はトランプが得意で、よく勝っていた。


人の顔の観察や体の動き、よく観察すればすぐに分かり、私はよく勝っていたので、きっと今回でも勝てると信じていた。




のに。




彼女は顔を一切乱さず、体の動きも分からず、わたくしは負けてしまった。わたくしはもう一度勝負を挑んだが負け。


その焦りからかわたくしはイカサマをしてしまっていた。


だが、イカサマしても勝てず、わたくしはセレスティアがイカサマしているのだと勝手に決めつけたが、彼女はその言葉をそっくりそのまま返してきたのだ。


わたくしがイカサマをしていると指摘して。


悔しかったのだ。




そしてわたくしはいつの間にか私の事や不安を話して聞いていた。次第に悔しいと思っておらず、彼女の言葉に救われていた。




わたくしはずっと、お金さえがあれば何だって買えると思って生きていたが彼女は否定した。




お金では買えない代物があると。


そして、彼女は才能について教えてくれた。


私はずっと勘違いしていたのだ。


それでも、彼女の言っていることは憶測だけれど、わたくしはその単純な言葉に救われていた。


とても単純だと言うのに、誰にも言われたことがないし、誰からもわたくしの才能なんて期待していなかった。




そして、私はまた、気付いた。


わたくしはずっとまえから使用人にたいして横暴に振る舞っていたことに。いま思えば何故そんなことをしたのだろうかと、考える。彼女はまず、謝ることをした方がいいと言っていた。


必ずしも許してくれるわけでは無いけれど、わたくしにとっては一番大事な事だと思った。


何もない私に教えて、手をさしのべてくれたセレスティア。


わたくしはいつの間にか彼女の虜になってしまっていたようだ。


これなら、リカルドが彼女の事を好きになるのも仕方がない。


だって、わたくしだって、今、この瞬間に彼女の側にいたいと思ってしまっていたから。




わたくしは彼女に友達を申し込み、見事に友達になれた。


そしてわたくしは少しずつ変わろうと思い始めた。






★★★★★★★★★








イザベラとの勝負(?)後からリカルドと一緒にイザベラまで来るようになっていた。


お客様が只でさえ多いいと言うのに、イザベラは何故一緒に来てくれるのだろうか?


それともシャーロット様に攻略対象に惚れ込んだの?


誰か教えてくれ!!!




それでも、賑やかなのは、良いことだと思う。


前世よりも賑やかで楽しいこの生活。


全てはこの乙女ゲームの世界に転生したからなのだろうか?


一番はシャーロット様の専属メイドに転生できたからなのだろう。私は一生シャーロット様に忠誠を誓うような気が………?




ふふっ。




最後まで見て頂いてありがとうございました。

イザベラはですね、才能がないことから、傲慢で我が儘な令嬢になってしまいました。

そして、もし私が公爵令嬢じゃなかったら、皆が離れていってしまうと思い込んでいるのも悪役のきっかけです。

本当に分かりにくいですね。

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