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11,平穏に………

始めに魔力が発現したのは、私が13歳の時だった。


私、フレディー・ウッドは男爵家の令嬢として生まれた。

私の魔力は光属性と言うとても希少で国でもほんの一握りしかいない希少な魔力だった。

そんな私は13歳の時、聖女候補に選ばれ、そのまま次期聖女候補に成り上がった。

その時は、聖女と言うのがこんなに 残酷で苦しい仕事なのだとは知らなかった。

聖女の教育が始まってから、私は極現の監禁生活を送った。

太陽も、人も通らないこの孤独な場所で私は四六時中、聖女の教育が始まった。


とにかく残酷で苦しくて、孤独で、日に日に何も感じなくなっていった。ただひたすらに聖女の教育をして、これが私の宿命だと思いながら。



そして私は15歳、魔法学園に入学して、久しぶりに外に出たときだ。空気はとても澄んでいて、綺麗だった。


涙が溢れた。私はやっと…解放されたんだと。



思った。



学園での生活は楽しいものだと思っていた。

人だっているし、皆が魔力を持つ。



でも、



私の思っていたような生活ではなかった。



私は光の魔力を持つと言うことに対して、私をいじめる人が現れた。私だって好きでこんな魔力を持った訳じゃないと言うのに、理不尽な苛めに私は耐えた。


結局、この学園では私の思うような生活は得られず、そのまま卒業し、聖女となった。




でも、その聖女生活は思ったよりも、良かった。

誰かを癒せば、感謝され、泣いて感謝する人もいた。

それがいつしかやりがいとなっていった。



私があの女に会って思った一言は、



共感。



名はセレスティア。私の元に聖女の教育についての事だ。

まあ、私でも少し、厳しいと思っていた所だったので、無くても言いと思ったが、何となく、彼女の気配が気になり、試したくなった。



その結果、彼女は等しくも、私達よりも、遥かに聖女としての素質があった。



一つ目は私の孤独と、苦しみ、そきて悲しみ。その負担が軽減されるように、澄んでいったこと。


二つ目は私の出した障・気・だ。

障気は熱病を起こさせる山川の毒気の事で、彼女セレスティアにだけ与えてみた。当然、頭がいたくなったり、くらくらしたり、そして熱病の症状が出るのだが、最初は効いていた見たいで、くらくらしていた。


が。


与えれば与える程に彼女の取り込んだ障気を浄化していった。

聖女とは少し違う、何かで。



三つ目は聖女の嗜みだ。彼女は聖女に必要なものを全て言ったのだ。その言葉を聞いて、私は笑いが止まらなかった。


本当に、自分では無いように。



私はシャーロットの居場所と、聖女の素質を教えてあげた。

勿論、そんなことは冗談として受け取っていたのだけれど。





★★★★★★★★





あれから一週間。


聖女の教育についての案件が成立され、シャーロット様は自宅で、聖女の教育に励んでる。



そして私は、今回はお世話になったリカルドに挨拶に来た。



「今回は本当にありがとうございます」今回ばかりはリカルドは良い人だった。


「別に良いよ。お礼のつもりだし。そしに勿論、見返りは貰えるよね?」前言撤回。見返りってのなんだよ!!!!

そんなこと聞いてない!!あり得ない!!



「別に、見返りが無いとは言ってないからね?」ニッコリと微笑むリカルドに私はヤンデレ化の代わりに腹黒王子だと確認した。



くそうっ!!!




「仲が良いのね」聞こえた声の持ち主は当然、

「シャーロット様!?勉強は…?」シャーロット様だ。



「休み時間。リカルド様、これからもよろしくお願いいたしますね。とくに、セレスティアさんのこと、頑張ってください」


「ああ」何だから良い雰囲気?このままシャーロット様とくっつく?でも、こいつは腹黒だかな~~~。


嫌だ。


それ以前にシャーロット様を取られるが嫌だ。

と言うか、さっさと帰れ!




「リカルド様?そろそろ帰られては?」隣にいるルーカスがいつもより一層、機嫌が悪そうに言う。




「あ、まだいますよ。なにかいても悪いですか?」

「いいえ?別に」仲がシャーロット様に嫉妬しているのか!?

やれやれ!!さっさと帰れ!!

ごめんなさい。調子に乗りました。



「本当。ルーカスの言う通りですよ、リカルド様」

「余計な口を叩かないですください」さっと、答えるリカルド。


どうやらヘンリーも機嫌が悪いようだ。




よほどシャーロット様な近付いているのに嫉妬しているんだな。

でもやれやれ!!約束を思い出させないうちに早く帰ってくれ!!





心の中で帰れ!と叫ぶ、セレスティアだった。


いつもの、こんな日常が良いと再確認するシャーロット。

今回で、次期聖女候補編は終わりです。


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