表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/88

第八十話 エピソード・零 狂い始めた運命

 一方、アメリカ国防総省ペンタゴン地下183階、通称“ブラックペンタゴン”では……。


「長官!大変です!ラプラス、いや世界に異常事態が……!」

「今度は何事だ?レジスタンスの処理だけでも大変だというのに」

「ラプラスの予測によれば、後百年以内に世界中の原子核が崩壊するという結果が……」

「おい、それって……」

「はい、世界の終わり。いや、寿命を迎えたというべきでしょうか……。とにかく我々は百年以内に終焉を迎えると思われます」

「何もかが突然変異種が現れてからだ。特にレジスタンス……!絶対に潰してやる」


 そして、迎えた11月26日。ついにレジスタンスが本格的に動き始めた。


「ペンタゴンの防衛システムはハッキング出来たか?」

「バッチリだぜ団長、これで白兵戦に持ち込める」

「了解した。さて、ラプラスの悪夢を終わらせるぞ」


 レジスタンスにハッキングされたペンタゴンは大混乱に陥った。それもその筈、400年以上ハッキングを防いできた最強のセキュリティを誇っていたのだから。だが、レジスタンスが現れて以降アメリカ合衆国もまた白兵戦を想定して軍の強化を行ってきた。


 そう、“ラプラス”頼りの全自動兵器ではなく旧式の手動兵器に……。


 だが、それは団長も想定内。とはいえ、レジスタンスが現れるまで戦術の全てを“ラプラス”に任せた為アメリカ合衆国の白兵戦術は旧時代レベルまでに落ちていた。


 さらにはアメリカ合衆国の支配体制に反発する者達もレジスタンスに協力しており、各地で妨害工作をしているお陰でペンタゴンのみの戦力とぶつかることに成功している……。

 そう、ここまで条件が揃えばペンタゴン陥落も無謀な話では無くなったのだ。


 そして、計画開始から三時間後……。レジスタンスはペンタゴンの大部分の制圧を完了した。


「団長、ブラックペンタゴンへの入り口に到達しました。ここから本番ですね……」

「ああ……。ブラックペンタゴン、その最奥にラプラスが佇むという。覚悟はいいな?ここからどうなるかは神様にだってわかりゃしない。だから見せてやろうぜ、人間様の底力を!」


 ブラックペンタゴンには地底に繋がる長い長い螺旋状の階段を降りて移動する。この階段は地下300メートルまで続いているので降りるまで非常に時間がかかった……。


 いざ地下300メートルに到達しブラックペンタゴン内に入ろうとするとスーツを着た五人の男女が俺たちを出迎えた。


「来るのが遅いですよ、特異点達!」


 特異点?なんだそりゃ?


「お前が団長タイムか……。ついてこい、この世の全てを見せてやる」


 俺達は五人の男の言うままについていった……。団員達は絶対に罠だと言っていたが、俺にはそうは思えなかった。何というか……五人の男女には悪意がない気がするのだ。


 そうして、ブラックペンタゴン最深部にある部屋到着した。すると、スーツを着た女性の一人が言った。


「覚悟しておいてください。これから見せる全ては真実で現実です。これからの人類のためにもどうか冷静で……」

「何を言って……」

「ラプラス、世界の歴史をスクリーンに表示して」


 すると、見たことがある絵画とともに”ラプラス”の音声が流れた。


「原初、世界に人類は存在しませんでした。そう、人類は今いる世界とは別の世界からやってきたのです。その世界の名をエデン。崩壊したその世界はそう呼ばれていました」


「面白かった」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から作品の応援をお願いします。


面白かったら☆5つ、つまらなかったら☆1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!


ブックマークもしていただけると本当に嬉しいです。


また、毎週金曜日午後六時以降の投稿を予定しています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ