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第四十一話 休戦

 魔人王に敗北した龍山は侍達を撤退させた。一方、連合軍は大部分を撤退させているようだった。既にそこには獣人達の姿もなく、港に数隻の軍艦の姿が見られるだけだ。そこで俺は状況を知るため、軍艦のもとに向かった……。


 軍艦のもとに向かうとシンドバット王が出迎えてくれた。


「おかえり、よく無事でいてくれた……。さて、積もる話があるだろうがひとまず国に帰ろう。」

「戦争はどうなったんです?」

「休戦状態になった……。」


 どうやら神聖ペンドラゴン帝国の東にあるトレド帝国が禁忌を破り魔人化の兵器によって戦争を始めたらしい。兵器は人型で巨躯でありながら高機動力、全身常時魔力防御によって高耐久を誇る。そして、その兵器を止めるために神聖ペンドラゴン帝国とその周辺の国々のS級冒険者が本国に帰還してしまったそうだ。もちろん、牛鬼がその事態を見逃すわけがないはずなのだが、魔人王が休戦の調停をしてくれた。


 その後、俺は軍艦の中に戻りアイリスとライナに再び会うことができた。二人とも俺の姿を見るとうっすらと涙を浮かべた。シンドバット王から大丈夫と聞かされてはいたのだろうが、気が気ではなかったのだろう。すると、アイリスが言った。


「よかった……。心配したんだから。リル、あの国で何があったの?」

「あの国で俺は二代目英雄に会った」

「二代目ってたしか二百年も前の人じゃ……。」

「ああ。だから、俺が会ったのは二台目の分身だよ。本体は聖力覚醒状態を維持するためにエデンの何処かにいるらしい。」


 アイリスは首を傾げた。


「分身?」

「二台目のスキル「六道」の能力だ。ちなみに俺も使える。」

「使える!?どういうこと?」

「神器所持資格を持つ英雄が神器に触れると先代の記憶とスキルを継承できるんだ。俺の場合は初代の「創造者」と「六道」の二つ。そして、二代目の記憶。」

「それってつまり、ダンジョンの最終ボスを倒したってことじゃ……。」

「そういうこと。」

「凄い……、S級冒険者でも何人いるか。」

「さて、それから……」


 続きを言ようとした瞬間、突如甲板の方向から爆発音がした。艦内放送によると、三凶の一人であり、俺の父であるフレイランス・ニースが突如この船を襲撃したらしい。目的は不明だが、どうやら誰かを探しているみたいだ。すると、同じ船に乗っていたシンドバッド王がかなり焦りながらやってきた。


「何となく察していると思うが、狙いは息子である君……。いや違うな。ライナ!?」


 どういうことだ?狙う理由なんてないはずだが……。謎を解消するため「未来視」で未来を見ると、ニースがライナを抱えて時空間魔法でどこかへ飛んでいく姿が見えた……。


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