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第十八話 シンドバッド王

 戦士学院の視察から翌日、先生に可能かどうかを聞いてみたが分からないと言われた。というのも、理論的には可能かもしれないが実際に作ってみないと分からないらしく、それに加えて俺の考える術式は相当高度な術式になってくるのでより想定しづらいとのことだった。そのため、まずは時空間魔法の修得を勧められた。


 それから、俺は時空間魔法の修得に励むことになった。そもそも時空間魔法とは現世と異空間を繋ぎ、瞬間移動や召喚などを行うものだ。


 ちなみに、修得には時空間魔法コースというものをとるのが先生のオススメなので修得する事にしよう。アイリスにもこの話をしたら面白がり、一緒に受講することになった。しかし、時空間魔法の修得には精密な魔力操作と術式への理解などが必要でその道はとても長いものと言われている。


 修練を開始してから数ヶ月たったある日、シンドバッド王が魔導学院の視察にきたらしい。どうやら、普段の様子を見るために姿を隠して視察しているそうだ。ただ、不敬が無いように予め視察に来ること自体は知らされているので、すでに普段の姿では無いのが……。


 修練をしていると、金色の髪をしたイケメンなおじさんに話しかけられた。


「やあ、君に少し話があるのだが、一緒に来てくれないか?」

「いいですけど、どこに行くんですか?」

「応接室さ。」


 そして、俺は応接室に行くことになった。


「初めまして、俺はこの国の王シンドバッドだ。単刀直入に聞こう、君は三凶の一人フレイランス・ニースの息子だね?」


 は!?どうして気づかれたんだ?そういえば戦士学院の入構許可証をくれた先生も気づいていたような言動だったな。気づいたかなんて聞けなかったけど。それはそうと何故……。


「何故気づかれた……、って顔だね。答えは君の魂の波動さ。」

「波動?」

「魂には人それぞれ心臓の鼓動のような一定のリズムを刻む波動がある。そして、そのリズムは血が近ければ近いほどよく似るんだ。そして、一度ニースと戦ったことのある俺はニースの波動を知っている。つまり、波動が殆ど一致している君はニースの息子だという可能性が高まり、加えてさっきの挙動。ここまで条件がそろえば、疑いの余地はないという訳だ。」

「そこまで分かっていて、なぜ俺を拘束しない?」


 俺の語尾を不敬に感じたシンドバッド王の家臣が俺に迫ろうとしたが、それをシンドバッド王は制して話を続けた。


「それに意味がないからだ。君はどうやら俺が君を人質として利用しようとしていると思っているがそれは違う。そんなことをすればこちらもかなりの痛手を負ってしまうからね。そこで、君だ。ニースの血を引く君なら倒せる可能性があると思ったんだ。だから、その可能性を見せてほしいのだが、いいかな?」

「いいですよ。」

「ならさっそく試合をしよう。相手は俺が務めよう。」


 そして、学院の裏の開けた場所で勝負する事となった。


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