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アカデミー編総集編

「ようこそ死後の世界へ、鈴木楓太さん!」


 星空の中のような部屋の中、俺は突然そんなことを告げられた。


 俺は訳が分からなかった。


 部屋の中には椅子があり、死亡宣告をしてきた相手はその椅子に座っていた。


 その相手をよく見てみると、透き通った銀色の髪に、青い目をしている少女だった。年齢は俺と同じ17歳ぐらいだろうか。抜群のスタイルに完璧な美貌は女神を彷彿とさせた。


「初めまして鈴木楓太さん。あなたにはやって欲しい事があります。それは、あなたがこれから行く異世界にいる魔人王を倒してほしいの。そこで、体のどこか一つにスキルを与えることになっているのですが、どこにします?」

「眼でお願いします。」

「分かりました、ではこの模眼をスキルとします。この眼は目視した眼の能力を模倣、すなわちコピーすることができます。また、似通った能力を含む場合、能力同士を合成することになります。」

「もし、魔人王を倒したら何か報酬とか期待しても?」

「ええ、何か一つ願いを叶えてあげるわ。」


 聞いてみるものだ、こうなると俄然やる気がわいてくる。すると、俺の周りに魔法陣が張り巡らされた。


「さあ、旅立ちなさい。運命の女神に愛された特異点よ。」


 俺は明るい光に包まれた


 目が覚めると、綺麗な茶髪をした若い女性がこちらを見ていた。女性は何か言っているようだったがよく分からない。


 しばらくして、俺は家族の名前を把握することが出来た。

 母親の名前はクレバトロン・シオン

 俺の名前はクレバトロン・リベルテだそうだ。父に関しては時が来たらとのことだ。ただ、この世界において異世界転生者が善か悪か分からないので時まで待つことにした。


 そんなこんなで色々スキルや魔法の練習をしているうちにアカデミー入学する事になった。


 教室に入ると約四十名の生徒がいた。教室は木造で出来ており、日本の教室よりも広いが、構成は似ており教卓の前に生徒の椅子と机が並んで居た。


 そして、自己紹介の時間になった。

 初めまして、クレバトロン・リベルテといいます。出身地はシャルラ村です。目標は魔術師になることです。よろし……。」


 締めの挨拶を言い終える前に教室中から人を馬鹿にしたような嫌なタイプの笑いが起こった。とても不快だ。先生は半笑いで俺に質問をした。


「何で魔術師を目指すの?」

「魔術師を目指すことがそんなにおかしいことですか?」

「せっかく力のある男子に生まれたのに魔術師なんて地味な職業になりたいなんて言いだすものだからついね。」


 この世界の戦士系の遠距離攻撃が強すぎるのか、この世界の魔法攻撃が弱すぎるのか分からないがどちらにせよショックには変わりなかった。だが、だからこそ俺は今心に決めた。絶対に見返してやると。前の世界であれほど憧れた魔術師を笑われたのだ。夢を笑われたのだ。


 席に座ると隣の女子が話しかけてきた。


「君も魔術師目指すんだ!私もなんだ、よろしくね!」


 席に座ると隣の女子が話しかけてきた。


「リベルテ君だよね?君も魔術師目指すんだ!私もなんだ、よろしくね!」


 彼女は自己紹介によると、シェラード・アイリスというらしい。俺と同じく魔術師志望とのこと。髪は白く、目は金色の美少女だった。様子からして、冷やかしで話しかけているわけではなさそうだった。


「ねえ、これからリベルテって呼んでいい?」

「うん、いいよ。じゃあ俺もアイリスでいい?」


 そう言うと少し笑って続けた。


「じゃ、改めてよろしくね、リベルテ。」


「こっちこそ、よろしくアイリス。」


 そうして俺のアカデミー生活は始まった。そこでは見るもの聞くもの新しいもので溢れていて、とても刺激的で充実したアカデミー生活だった。


 しばらくして、卒業試験を行うことになった。筆記試験と実技試験を経て無事合格することが出来た。


 卒業試験の合格と魔導学院への推薦資格を獲得の報告をすると、シオンは父の過去を語ってくれた。


 そして、俺はミハールにある魔導学院に向かった。その後、俺が世界を変える発明をするのは遠い未来のことである。


第一章まで読んでくださりありがとうございます。ここから物語は本編に入って行きます。


「面白かった」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から作品の応援をお願いします。


面白かったら☆5つ、つまらなかったら☆1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!


ブックマークもしていただけると本当に嬉しいです。


また、毎週金曜日午後六時以降の投稿を予定しています。


お陰様で無事一章を完結することが出来ました。


本当にありがとうございます。

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