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アマガイ親衛隊の大冒険⑨

私たちが皆のまつ5階まで転移で戻ると


「あっ!戻ってきたみたいだよ!」


とヨーコがこちらに気づき リオン マウアー カナ がこちらに駆け寄ってくる


「無事でなによ・・・ってセイはどうしたんですか!?」


とリオンが気を失ったセイに気づき心配し マウアーは


「シロがなにやら大変なことに! 相手の攻撃ですか!?」


とシロが包まれているものが敵の攻撃によるものだと勘違いしていたけど


「とりあえず結界に入ってから話そう」


と私が言うと皆 頷き リオンがセイを受け取り ヨーコとカナがシロを受け取り結界内へ入ると

ライネルさんが結界石に魔力を込めこちらに戻ってきた


私たちは ふぅー と息を吐き 座り装備を外す なにがあったのか気が気でないリオン達は


「それで! 一体何があったんですかっ!?」


と聞いてきたので私たちはさっきの戦闘の話をした

するとカナは口を手で押さえ驚き マウアーは尻尾をピーンと立て目を見開いて驚き

ヨーコは ニーニャさんも属性付与できるようになったのかぁ!さっすがぁ!! ってかセイってすごすぎ! とセイの高性能っぷりに驚いていたがリオンは 話が終わると

すっとたち メイの前にいくと


「メイちゃん・・・怖かったね・・・・シロも助かってよかった・・・もう大丈夫だよ?・・・」


と優しく微笑みメイをぎゅっと胸に抱いた

抱きしめられたメイは驚ていたが次第に顔をクシャクシャに崩しポロポロと涙を流し始め


「こ・・・怖かったよぉぉぉ!! でも!! 戦わないと! 私も戦わないと皆に置いて行かれちゃう!! だから頑張ったけど!!! 私ダメダメで! 私のせいでシロが私のせいで死にかけちゃったよ!!」


と号泣した

するとリドリーが


「メイのせいじゃない! 私が気絶して足引っ張ったからだよ!!! ごめん!」


と勢いよく立ち上がりメイに涙ながらに謝った メイは リドリーは私をかばってくれただけ! といい

お互いがお互いをかばいあっていた


疲れのせいかなんなのか 私は二人のやり取りを見ていてなぜかイライラしてきた

そして一向に二人の言い合いが収まらないので とうとう我慢ができなくなり


「うっさい! 誰のせいでもない! 怪我もする!死ぬかもしれない!それが魔物と戦うってことでしょ!? それが冒険者でしょうがっ!」


と立ち上がりながらリドリーとメイに怒鳴ると 二人は言葉を飲み込んだように黙り込み私を見ていた


「メイ! それであんたはこれからどうするの!? このまま続けるの!? 続けるならまたこういうことが起こるかもしれない 最悪誰かが死ぬかもしれない! それを見たくないなら冒険者をやめたほうがいい!」


とさらに私がいうとメイは 驚いたあと苦虫をつぶしたような顔をし考え込んだ 私はリドリーのほうをみて


「リドリー!あんたも! たしかに気絶したあんたが悪い! けど それをいつまでもグチグチ引きずるな! 辛気臭い!チームの士気が下がるわっ!!」


というとリドリーは泣きそうな顔をして すいませんでした と小さい声であやまってきた

私はいくぶんか気分がすっきりし冷静になった


「二人ともごめん 強く言いすぎかと思うけど 一瞬で死んじゃうことも覚悟しなきゃいけないの

そのうえでってか だからこそ 私たちは強くならなきゃいけない 死なない死なせない 皆で無事に帰るために・・・だから覚悟がないなら私たちを信じて待っていてほしい」


と私はメイをみながらいうと メイはシロをみて皆を見て ぐっと瞳に力が入ったと思ったら


「ニーニャさん 皆さん すいませんでした たしかに私覚悟がたりませんでした

皆のことは信じてます けど 私はもう待ってるだけじゃ不安で耐えられない だから強くなる!」


と静かに力強くはっきりと言った

私はメイの頭をガシガシなで


「なら迷うな 怖がるな 迷いや恐怖は足を鈍らせるよ?あんたが迷ったり怖がっちゃ 今度こそシロは死ぬかもしれない シロだけじゃない 私も皆も死ぬかもしれない」


というとメイは はい と答えた 次に私はメイと目を合わせ


「それでも怖かったり迷いそうなら周りを見な! 必ず私たちがそばにいる!」


というと メイは 泣きながら はい! はい! と頷きながらへんじをした

周りを見ると皆も うんうん と頷いていた

すると


パキッ という何かが割れる音が聞こえ 皆が音のほうを見ると シロを包んでいた魔核にひびが入ったようだった


「魔力がたりなかった!?」


と私が驚きながら言うと


「で・・・でも!でも! セイは助かるって!」


とリドリーがアタフタしているとライネルさんが


「これは・・・・うんうん! 大丈夫よ! もうすぐシロが復活してでてくるわ!」


というと全員が顔を見合い やったぁ! とシロの周りに駆け寄った


「シロ!がんばって!」


とメイがシロにいうと さらにパキパキと勢いよく魔核にヒビがはしり


「砕けるわ! 離れて!」


とライネルさんが皆にいうと皆は今か今かと待ちきれない顔で2~3歩下がった

すると パキィーーーン とひときわ大きく金属のようなものが割れる音が聞こえたと思ったら

シロが眩い光につつまれ私たちは見ていることができず全員目をそらしたり目をつぶってしまった


ウォーーーーン!


とシロが鳴くよりも太くて大きい声の遠吠えがあたりに響き光がしずまったので私は目をゆっくりあけるとシロがいたあたりを中心に無色のクリスタルやガラスの様なものがバラバラに散らばっていた


「あれ!?シロがいない!!??」


と私が驚くと皆も えっ!? と驚き シロがいた場所をみた


「ひゃぁ!?」


突然メイが悲鳴をあげたので焦ってメイを見ると2mはあろう狼がメイを押し倒していた


「メイっ!!」


と私はナイフを投擲しようとすると


「ニーニャさん! あははははっ! 大丈夫です! あははははぁっ・・ハァハァ シロくすぐったい!」


とメイちゃんが狼になめまわされて笑い転げながら私を止めた・・・・ん?


「メイ?・・・そのでっかいの・・・・もしかしてシロなの?」


と聞くと はい!間違いありません! でっかくなっちゃったけどシロです! と未だなめまわされ笑い転げながらメイがいってきた


私はシロをみると 真っ白だった毛が綺麗な薄い緑色で尻尾にかけてだんだん薄い水色になり瞳と尻尾の先が真っ赤で足首から下が綺麗な薄い黄色になっていた

そして四つん這いでいるのに2mくらいにみえる 立つとどんだけでっけぇんだろ? と思った


「シロ 元気になったんだねぇ よかったよぉ」


とメイは目に涙を浮かべ笑顔でシロの顔を撫でると シロは ウォン! と鳴いた


「綺麗ですね」


とマウアーがシロを撫でながら毛並みを褒め カナとリドリーが うん 綺麗ぇ とシロを撫でた

シロは気持ちよさそうに皆に撫でられていた


「ねぇねぇ? こんなにおっきくなったんだったらシロに乗れるんじゃない!?」


とシロの首に抱き着きながらヨーコがいうとライネルさんが それいいかも シロできる?

とシロに聞くとシロは ウォン! と まるで任せろよというような感じでなくと鼻でメイのお尻を

グイグイ持ち上げる様に押し上げて来きた


「ちょ! シ シロ! やめて!! イヤァン!! あっ! あぁ~ん! あはぁ・・・あぁ~!」


とメイは子供とは思えないエロい声をあげた 私は


「さすがアルさんの血族・・・・いやケツ族か?・・・」


とつぶやくと リオンが はぁ~ とため息をつきながら 真面目な顔で何言ってるんですか と少々呆れたように言ってきた


えへへへへ と笑ってごまかす私に容赦のないジト目をぶつけてくるリオンから逃げるために


「シロ? しゃがんでくれる? 高くてメイが乗れないよ?」


といいながらシロに近づき撫でてあげるとシロは 伏せ の姿勢になってくれたのでメイに

ほら跨ってみてよ と催促すると メイは 嬉しそうに うん! といい シロの背中にまたがるとシロはゆっくりと立ち上がった


メイがシロに 重くない? と聞くと シロは 余裕そうに軽く跳ねてみたりした

メイは突然シロが跳ねたり走ったりしたので うひぃ! と悲鳴をあげシロの首に抱き着いていた

それをみて


「おぉ! まるで ものの「それ以上言っちゃだめ!」 へっ!?」


ヨーコがメイとシロの姿を何かに例えようとしたとき 間髪入れずにカナがそれを阻止した

そしてなぜかマウアーが カナにサムズアップをし カナさんファインプレーでしたね! と笑顔を向けていた


「いやいやマウアーはこっちの人じゃん! なんで知ってんの!?」


と私が驚きながら聞くと マウアーは いえ なにかを知っているというわけではないです けど 私は獣人ですから なにかこう野生の勘のようなものが 言わせちゃだめだと警鐘をならした気がしたんです

と言ってきた


「野生の勘・・・・すげぇ」


と私は驚愕した

それから私たちは休憩しながらシロを撫でたりして今後のことを話し合った

ライネルさんが


「とりあえず私の魔力ももうすぐ回復するから回復したらリオンのチームでいきましょう?」


と言ってきたので 少し心配だったけど リオンとマウアーもいるので大丈夫だろうと 了解した

それから少ししてセイが目覚めた


「ん・・・ここは?」


と聞くセイに 結界の中だよ と教えると セイは少し安心した顔をして そう わかった と頷いた

目を覚ましたセイにメイが駆け寄り


「セイ!目が覚めたんだね!?よかったぁ・・・セイ?シロを助けてくれてありがとう」


と満面の笑みでセイに礼をいうとセイは シロも仲間で家族きにしなくていい とメイの肩をポンポン叩いて言った 

メイは ありがと とセイにいい続けてシロに ほら!シロもお礼して!! というとシロは短く鳴き

セイに近寄った


「ん? これがシロ? でっかくなった」


とシロをみたセイがシロを撫でながらいうとシロはセイの顔をなめ回し始めた


「ん シロ お礼はわかった くすぐったい」


とシロを撫でながらセイがほんとうにくすぐったいのかというほどの無表情でシロにいうと

シロは短く鳴きセイから離れた


「シロ元気そうでなにより それに少し面白くなった」


とセイがいうので ヨーコが メイが乗れるようになったしたしかに面白いかも! というとセイは

顔を横にふり


「違う シロから メイ リドリー ニーニャ ライちゃん 私の魔力を感じる」


と言った 皆が え!? と驚くとライネルさんが 皆の魔力を流し込んだからじゃない? といい

セイがそれを肯定し この子は 光属性の全系統をもっている とシロを撫でながら言った


「まじか! シロすげぇ!!!」


とヨーコが驚き 皆もすごいすごい とシロを撫でまわしていた

するとリドリーのお腹から


ぎゅるるるるぅぅぅぅ と腹の虫が鳴く音が聞こえ 皆が え? と驚いてリドリーをみると

顔を真っ赤にして 安心したらお腹が と言ってきたので私たちは携帯食を食べることにした

そこでふと


「ねぇ? シロってこんなに大きくなったけど・・・・餌って・・・・」


と私がいうと 皆が はっ!? と驚き たしかに!シロどんだけ食べれるようになったんだろ!? と

ヨーコがいい 食費がとてつもなくなりそうですね とカナがいう


メイがそれをきき 申し訳なさそうにしているとセイが


「この子がエアードウルフなら大丈夫」


といい ライネルさんが エアードウルフは日ごろは周囲の魔力を吸っているので食べるとしても月2回くらいで魔物を狩って食べるのよ というと リオンが


「なんてエコでいい子なんだ」


とシロの首を抱き耳の裏を撫でてあげた するとシロは うっとりした顔でリオンに くぅーん と甘えてきた

それをみて私たちは


「さすがリオンさん さすがクールビューティー!」


と声をそろえてほめてあげると リオンは顔をふせプルプル震えると シロにまたがり レイピアを抜くと


「さぁ シロ・・・狩りの時間だ」


とシロの首を軽く2回たたきながらいい 私たちをにらみつけると いくぞ! と言った


「ちょ! やめれ!!!」


と私は属性付与した身体強化をかけ 走って逃げた そしてライネルさんが そろそろ行くから遊ぶのやめなさい? と笑顔でいってきたので 私は助かったぁ とその場にしゃがみ込み リオンは ちっ・・ではいきましょう とシロに礼をいい降り ヨーコとカナが はい! と答え マウアーが先ほどの話しもあるので慎重に行きましょう といった。


私たちは がんばれよ! と元気に送り出すと リオン達は はい! と答えライネルさんとともに

転移していった

 









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