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異常世界の歩き方 MDE(国際異常研究機構)  作者: 神代千早


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機動部隊γ-9("マジックナンバーズ")

毎日21時投稿

金土日18時、21時、2本投稿予定

この章は10分ぐらいで読めます


「おかしい……今ごろ午後のオリエンテーションを受けてるはずだったのに……」


午後のオリエンテーションに向かうところを連行され不機嫌な紅林、その光景をニヤニヤと楽しそうに見つめる不愉快な男が一人。


「なぜ私はここにいるのでしょう?その理由を教えてくださるでしょうかクレイン博士?」


「いやー君におねがいしたい事があってね呼ばせて貰ったよ紅林君。そんな不機嫌な顔しないで?ね?」


「はぁ.....それでその「おねがい」とは何でしょうか?」


「君には新しく創設する機動部隊の指導および指揮をになってもらいたいんだ。あっもちろんそれなりの待遇はもちろんさせてもらうよ、もちろんセキュリティークリアランスも引き上げるし給料だって格段に上がるよ」


「辞退させて……」


「おっと辞退はさせないよ。辞退するのなら僕の書類仕事の手伝いしてもらう事になるけどそれでもいい?」


「うっ………………」


クレイン博士の書類仕事の手伝い?冗談じゃない!書類仕事の大半は博士の問題行動についてのクレームや始末書で占められてるわ、それすらも全て人にぶん投げるわでこんなやつの下についたら過労死まっしぐらだ。これに耐えてる梶原さんは本当にすごい。どちらにせよ逃げ場はないか.....


「覚悟が決まったようでなにより」


「でもなぜ、私なんですか?まだ正式に職員になったばかりですよ?」


「正式には、ね.....正式にここの職員になる前から色々機動部隊員としてだったり研究員として実績を上げてきてるのに今更その手は使えないよ?」

 

 こいつ随分と前から元々この件を任せるために準備してやがったな。今回こそは悪い冗談であってくれ。

 「わかりました。私に務まるかわかりませんが精一杯やらせていただきます。」


「それじゃあ、新しく創設される機動部隊について説明するよ。」「機動部隊のネームは機動部隊γ-9("マジックナンバーズ")基本任務については現実改変系統の異常存在の確保及び魔術系統を利用する要注意団体への対処。」「これは魔法や魔術に詳しい君がうってつけだと思うんだよね。君は向こうでも若くして魔法が優秀だったみたいだし。」


「はぁ~それで、隊員の人数は?」


「今のところ新人含め十人程度と考えてるよ新人と言っても腕が立つものを選んだつもりだけど、まだ創設されてまもないから多くてこのぐらいだね。」「いけるかい?」


「博士!なぜ今日入ったばかりの新人課程すら受けていないものを参加させるのですか?人材を無駄にするつもりですか!?」


 「まあまあ落ち着きたまえ紅林君今日は顔合わせなだけで本格的に始動するのはかなりあとだし、それまでには課程を終了してもらって彼にいくらか経験を積んでもらってから合流してもらうつもりだよ」

 

「はぁ...まぁ...何とかしてみます」


「じゃあこの後顔合わせとそれについての会議があるから準備してね」


「部隊員のリストは?」


「はい、これ 会議が始まる前に読んでおいて」




 ――――――機動部隊γ-9("マジックナンバーズ")部隊員リスト――――――


 部隊長 紅林 澪奈 

 セキュリティークリアランス レベル4

 魔法学者 専攻 魔法学 魔術学 古代魔術学 異界魔法学

 魔術戦闘のスペシャリスト 対現実改変能力者のスペシャリスト

 

 部隊長補佐 エージェント 神楽 

 セキュリティークリアランスレベル3

 元フィールドエージェント現中級研究員

 言語学 魔法学者 


 隊員 


 戦闘 収容担当


    高野博士

 セキュリティークリアランスレベル3

 魔法学者 専攻 魔術学 魔法学 

 対現実改変能力者のスペシャリスト

 

    新木慎介研究助手

 セキュリティークリアランスレベル2

 魔術学者 専攻 古代魔術学 現代魔工技術学

 

    エージェント高峰

 セキュリティークリアランスレベル3

 現実改変能力者対策の収容スペシャリスト


    エージェント黒岡

 セキュリティークリアランスレベル2

 対人戦闘のスペシャリスト 


    エージェントメアリー

 セキュリティークリアランスレベル2


    エージェントクライム

 セキュリティークリアランスレベル2


 技術 サポート担当 

 

    高砂研究員

 セキュリティークリアランスレベル2

 

 

 以下セキュリティーレベル4以下閲覧不可


 機動部隊オメガ-0("プシュケー")

 


以上九名 その他


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「……その名前、博士が付けたんですか?」

「もちろん。」

「ダサいので変更してください。」

「却下。」

「……」

「僕なりの配慮として君と親しい職員も何名か配属させて貰ったよ」「それでなんだけどよかったら……」


「絶対嫌です博士の書類仕事は自分で片付けてください」


「そこをなんとか……ね?魔法を貸すだけでもいいからさぁ」


「嫌ですって……魔法を貸すってなんですか?少なくともそんなくだらない事で使いたくありません!」


「ふざけたこと言ってないでほらっ会議室につきましたよっ!」 

 

「痛いっわかったから蹴らないでっうわっ?!」


 蹴られた衝撃で勢いよくドアが開きクレイン博士が会議室に転がり込む


「うぉっと?!あれっ?澪はんやないか、どないしてんここで?」


「それはこっちの台詞....私はここで会議があるから来たの。にしても新木あんたはなぜまだここにいるの?オリエンテーションはとっくに終わってるはずなんだけど.....」


「それはな、ちょいとここでオリエンテーションの片付け手伝ってたさかいこの時間まで残ってたんや」


「まぁいいわ、もう会議の時間だから話があるなら後でね」


「そんじゃ澪はんうちは自室に戻りますわ、おつかれさん」

 

「あれっ?君が新木君だね?この会議に参加するはずだけど聞いてない?」


「確かにうちに用があるとは聞いてましたけど?」

 

「君もこの後の会議に必要だから残ってねー」


「えっ、わかりました」

 








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