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絆合体!マジピュリー戦記〜絆で繋がる魔法騎士と魔法少女のハーレム英雄譚〜  作者: 藤本零二
第一章〜魔法少女と魔法騎士〜

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第12話「ユウトとユウキ」

*


 北九州市門司(もじ)区を襲った【クラリス団】の【幹部】ゲドリアーナは、かろうじて息のある状態で回収され、捕虜として〈ダブルナイン〉に確保された。

 それ以外のキメラ魔人兵団の魔人達もその全てが確保されたことで、彼らが一次的に支配していた福岡市南区も解放され、囚われていた人々も解放された。

 解放された全員が無事というわけではなかったが、命が助かったという意味では良かったといえよう。


 また、魔法少女(マジピュリー)達に関しても大きな被害はなく全員無事に〈ダブルナイン〉へと帰って来た。


 それと、ゲドリアーナの奴隷となっていたユウキに関しても、健康面では何の問題も無く、犯されはしたもののゲドリアーナの仔を孕(はら)んでしまったということもなく、無事に〈ダブルナイン〉へと帰還した。

 しかし、頭部に生えた狼の耳などのキメラ改造された身体に関しては、それが不可逆的に施されたものであるため、元の人間の姿に戻ることはないという。

 またゲドリアーナとの間で一方的に交わされた奴隷契約に関しては、解呪魔法によって強制契約解除されたことで、ユウキの身は自由となっている。



 こうして、全てが万事元通りというわけではないものの、【クラリス団】に一矢報い、少しの日常を取り戻すことが出来たマサト達であった。




*


 〈ダブルナイン〉に帰ってくると、まずは俺やユウキを含む全員が治療や身体検査のためにしばらくの間検査室に缶詰め状態にされた。


 その後、ユウキ以外のメンバーは一般病室に移された。ユウキに関しては短い間だったとはいえゲドリアーナの奴隷となりレイプされていたことや、肉体改造による影響などの調査のため、少なくとも今夜中は検査室から出られないそうだ。

 

 そして、ユウキ以外のメンバーと俺達【マジピュリー部隊】の隊長である瑠璃(るり)さんが病室に集まり、ジャラク伯爵との戦いで瀕死の重傷を負って以降の俺の身に起きたことを説明することとなった。

 ちなみに、ここでの話は別室で検査中のユウキにも聞こえるようになっている。

 後々ユウキに説明する手間を省くためでもあるのと、酷い目に合わされてきたユウキを精神的に支えるためにも仲間達との通話は出来るようにしておいた方がいいだろうという判断の元だ。

 


 俺が一通りの説明が終わると、それを聞いたメンバーは信じられないという顔で呆然としていた。

 


「夢の中に吸血鬼(ヴァンパイア)が現れて…?」


「超能力に覚醒して…、」


「ドラゴンなんちゃら?って言うアイテムを手に入れた、と…?」


「で、そのアイテムによる力がオレと『合体(コネクト)』する能力で、オレの姿が変わったんはその能力による『絆変化(コネクトチェンジ)』っていう、所謂フォームチェンジってわけだな!」


「俄(にわか)には信じ難いっちゃけど……、」


「現実を見せられた以上は、その話を信用するしかないようですね……」


『………』


「まぁ、そんなわけで目覚めた俺はすぐ現場に駆け付けて、後は皆も知っての通り、パワーアップしたマジピュリーレッドのおかげでゲドリアーナを、」


「待って待ってっ!?それよりマサト君、怪我の方は大丈夫なん!?あの時、ジャラク伯爵の魔術の矢で全身串刺しにされて…、」



 マリがあの時のことを思い出したのか、今にも泣き出しそうな表情を浮かべていた。

 俺はマリを安心させるため、着ていた服をめくって、傷は完治したことを見せながらこう答えた。



「大丈夫だ、マリ!ほら、傷は完全に治っとーけん!心配すんなって!」


「ほ、本当だ…、こんなに綺麗に傷が治るなんて…、よっほど優秀な回復魔法師が福岡におったと?」


「ええ?あんな短時間でこんなに綺麗に傷跡消える?さすがに凄過ぎない!?」



 俺の身体を覗き込んだフレンダが驚きの声をあげた。

 フレンダは水の魔法師として『アクアヒール』という簡易の回復魔法を使えるが、『アクアヒール』では傷口は塞《ふさ》げても、傷跡を消せるわけではないことを知っている。

 ここまで完全に傷を癒すには、本来はマナを用いたマナ治療法という特殊な医療魔法を使う必要があり、完全に傷跡を目立たなくするためには数日はかかる。



「確かに、マナ治療だけでここまでの回復力と回復速度はあり得ないです。先程の身体検査でも異常は見られませんでしたし…

 ひょっとすると、それも『真力覚醒(レベルアッパー)』の効果なのかしら?」



 瑠璃(るり)さんがそう補足しながら俺に尋ねた。



「ええ、恐らく。『真力覚醒(レベルアッパー)』で自然治癒能力が上がった効果かと」



 マナ治療法は大雑把に言うと、マナの力で人が本来持つ自然治癒の能力を底上げし、さらに回復魔法と合わせることで従来の医療技術では直せなかった傷や病気を治してしまう医療技術のことだ。

 だから、救助された時点で虫の息だった俺はこのマナ治療法のおかげで九死に一生を得て、さらに『真力覚醒(レベルアッパー)』の効果で自身の細胞をより活性化させることで、短時間での傷の修復が可能となったわけだ。



「じゃあ、本当にもう何ともないんやね?」


「ああ、心配かけてごめんな、マリ?」


「ううん、マサト君が無事ならなんも…!」



 涙を流しながら俺に抱きついてくるマリ。

 あの時はマリ(ホワイト)を助けるために無茶をしてしまったが、結局心配させてしまっていては申し訳ない。

 俺は、マリや他の皆を守るためにも、そして【クラリス団】に囚われている残りの三人を助け出すためにも、もっともっと強くならなければ…!



「あ!あとさ、もう一つ気になっとーことがあるっちゃけど!」



 と、今度はマリの双子の姉であるマミが質問をした。



「あの時、私達はゲドリアーナの特殊能力とかで無理矢理発情させられたせいでまともに動けんくて、ユウト(レッド)もそのせいで無理矢理ゲドリアーナの奴隷にさせられそうになってたんよ?それがなんでマサトと『合体(コネクト)』して急にあんな動けるようになったと?」


「え?そうやったん?」



 マミに言われて、俺はこの時始めて皆がゲドリアーナの特殊能力のせいでまともに動けなくなっていたことを知った。

 それで、ユウトはあの時ゲドリアーナにあんな事をさせられそうになってたのか……

 つくづくギリギリのタイミングだったわけだ。



「いや…、それに関してはよー分からんけど、ひょっとしたら『合体(コネクト)』による効果なのか、あるいは『真力覚醒(レベルアッパー)』によるバフの効果でゲドリアーナの能力を帳消しにしていた、とか…?ユウトは何(なん)か心当たりあるか?」


「え、オレ?」



 俺は当人であるユウトに話を振ってみた。

 こういうのは本人に確認するのが一番だろう。

 ユウトは俺と『合体(コネクト)』していた時のことを思い出しながらこう続けた。



「ん〜…、そうやな……、あん時はマサトとキスして、んで胸とかヘソの辺りが『ぎゅーっ!』って熱くなって、そしたらさっきまでゲドリアーナのせいで火照(ほて)っとった身体が『バーンッ!!』って燃えるように熱くなって、マサト好き好き大好きっ!!ってなったら姿が変わっとって、んで気付いたら嫌な身体の疼(うず)きは無くなっとったな」


「いまいちよく分かんないけど、ユウト(レッド)が普通に動けるようになったのは、マサトと『合体(コネクト)』したおかげって考えて良さそうだねぇ〜」


「ってか、そうっちゃん!!あん時マサトとユウト(レッド)キスしとったよね!!ズルいズルい!!私もマサトとキスしたい!ってか、私とも『合体(コネクト)』しよマサトっ!!」



 フレンダがゲドリアーナの能力の件についてとりあえずの結論を出すと、マミが俺とユウト(レッド)が〈合体(コネクト)契約〉する際に行ったキスのことで思い出したようにごね始めた。



「え、えっと、〈合体(コネクト)契約〉に関しては他の魔法少女(マジピュリー)の皆ともいずれはしようと思っとるんやけど…、」



 俺はそこでチラリと瑠璃(るり)さんの方へと視線を向けた。

 その視線の意図を察してくれた瑠璃(るり)さんは、首を縦に振ってこう答えた。



「私としては反対する理由は無いわ。出来れば、その〈竜の(ドラゴンズ)涙(クライ)〉という石を詳しく調べてみたいところだけれど、安全面に関しては実証済みだし、何より今は少しでも力が欲しいところ。あのゲドリアーナをあそこまで一方的に倒す事が出来る程の力であれば、残りの【クラリス団】の【幹部】達にも対抗出来るでしょうし、占領された福岡市の残りの地区の解放と囚われた人々の救出のためにも、〈合体(コネクト)契約〉はぜひ他の魔法少女(マジピュリー)ともして欲しいところよ」


「やった!じゃあ、マサト!早速私とキスしよっ!チュッチュッしよ!」


「ちょっ、待てって、マミ!落ち着けっ!!」


「わ、私だってマサト君とキスしたい!っていうか、マサト君は私の守護騎士(ガーディアン)なんやけ、私とだけ『合体(コネクト)』したらいいっちゃん!」


「いやいや、マサトはボク達の婚約者なんだから、全員と合(・)体(・)してもらわなきゃでしょ〜?」


「フレちゃん、合体(がったい)って言っちゃうと別の意味になっちゃうよ…」



 などと言っていると、一人別室にいたユウキが口を開いた。



『な…、なぁ、マサト?』


「ん?どうした、ユウキ?」


『いや…、その…、まだ、礼を言ってなかったな、と思って、その……、』



 ユウキは恥ずかしそうな顔をしながらしばらくモジモジとしていると、やがてこう言った。



『あの時、ユウトを助けてくれてサンキュな…、マサトが間に合わなかったら、ユウトは俺みたいに……』


「ユウキ……」



 ユウキは自分が助けられたことではなく、ユウトを助けたことについての礼を言った。

 ユウキは立場上は俺の婚約者ではあるが、彼女が本当に好きなのはユウトの方だ。

 だから、自分が人質に取られ、そのせいでユウトがゲドリアーナの奴隷にさせられていたら、彼女は自分のことを永遠に許さなかったことだろう。

 そういう意味でも、ユウトや他の魔法少女(マジピュリー)達をあの場で守ることが出来て良かったと思う。



「ああ、礼は受け取っておくよ」


『ん……、それだけ。後は幼馴染同士でイチャイチャしてろ』



 ユウキのことも助けられたと思っていたが、どうやらそうではなかったようだ…



「なぁ、マサト…」



 同じように思っていたらしいユウトが俺に話しかけてきた。



「ユウキのこと…、本当の意味で助けてやりたい。だから、マサトの力も貸してくれるか?」


「ああ、俺に出来ることならなんでもするよ」


「頼む…!」



 未だ心を囚われたままのユウキを救うために、俺は俺に出来ることをしてやるつもりでいた。




*


「それが、何でこうなるんだ…?」 



 その翌日、ユウキの検査も終わり、俺達の住む屋敷へと戻って来た俺達は、昼食までの間しばらく各々の部屋で休むことにしていたのだが、不意に俺の部屋の扉をノックする音がしたため、扉を開けると、何と目の前にはシースルーのベビードールを着たユウトとユウキがいたのだ。



「マサト!オレ達とエッチしてくれ!!」



 ベビードール越しに見える二人の乳首やら股間やらに目を奪われている俺に向かって、ユウトがストレートにそんなことを言い出した。

 俺はユウトの耳元に口を寄せて小声で尋ねた。



「いや、えっと…、確かユウキのことを助けてやりたいって話だったよな?それがなんでセッ◯スって話になるんだ?」



 今は四月であり、俺達は成人年度を迎えたことで誕生日を迎えたかどうかに関係なくセ◯クス出来る年齢ではある。

 そしてユウトやマリ達幼馴染とは婚約者の関係であり、お互いに愛し合ってもいるからセック◯をすることに躊躇(ためら)いがあるわけではない(むしろシたい!童貞卒業したい!)。

 だが、今はセッ◯スよりもユウキを助けるという目的の方が優先されるべきで、セ◯クスすべきタイミングではないのでは?


 そう思って尋ねたのだが、ユウトは自信満々にこう答えた。



「好きでもない奴にレイプされたトラウマはそう簡単には消えんやろ?ならいっそマサトと目一杯エッチを通じて愛し合い、トラウマを愛の記憶で上書きしちまえばいいっちゃん!」


「いや、前提としてユウキは俺のことも嫌っとろーもん?そんなんトラウマの重ねがけにしかならんくないか?」


「まぁ、確かに以前までのユウキやったらそうやったかもしれんけど、今はそーでも無さそうっちゃん」


「そうなん?」


「ああ、まずマサトの前であんなエッチな格好しとる時点で今までのユウキなら考えられんことやったし、何よりユウキにはちゃんとこの後のこと説明してここに来てるんやけ」


「マジで?」



 …確かに、皆で海に行ってその水着姿を見ただけで殴りかかってきたこともあるユウキが、大事なところが丸見えのエッチなシースルーベビードールなんて着て俺の前に立っているというだけで、ユウキの中で何かしらの心境変化があったのは間違いないだろう。

 


「おい、さっきから何二人でぶつぶつ話し合ってんだよ?アタイは放置か?この格好で放置プレイはさすがにキツいぜ…?」



 と、ユウキがもじもじと恥ずかしそうにしながらそんなことを言った。



「あ、ああ、いや、悪い悪い!別にそういうつもりやなかったっちゃけど、その…、ユウキはいいのか?俺とセック◯すること」


「別に、セッ◯スくらい普通だろ?アタイらはその…、婚約者同士なんだし…」


「いやでも、ユウキは、」


「つーかよ!マサトは嫌なのかよ?アタイとセ◯クスすること?」


「いや、嫌やないけど、」


「ならいいじゃねぇか!これ以上オンナに言わせんじゃねぇよ!」



 そう言うとユウキは、腕組みをしたままぷいと真っ赤にした顔を横に向けてしまった。



「マサトに助けられたことでユウキのやつ、マサトのこと好きになったっちゃん!やけん、あれは照れ隠しっちゃ!」



 ユウトはそんな風に言うが、果たして本当だろうか?

 …とはいえ、これ以上俺が何か言ってユウキの覚悟を無にしてしまうようなことは避けたい。


 というわけで、俺も覚悟を決めて二人とセック◯する(愛し合う)ことにするのだった。




*


「っしゃ!ならまずはマサトの大好きなおっぱいで気持ち良くしてやるけんな!」



 ユウトに言われるがまま、裸になった俺はベッドに横になると、すっかり屹立した俺のムスコを左右から挟むように、二人のおっぱいが添えられた。



「ふぉおおっ!?」



 それは始めての感覚!

 マシュマロのように柔らかくほんのりと温かい四つの乳肉が、むぎゅっむぎゅっと熱を持った俺のムスコを優しく包み込む……!

 所謂パイズリプレイ、それが二人同時なのでダブルパイズリ!


 何だこれは…っ!?

 自分でするのとは全く違う未知の感覚…っ!!

 この感覚を知ってしまえば、もう二度と自慰では達せなくなってしまう、そんな驚異的な快楽が脳を溶かしていく…っ!!



 ああ…、やっぱりおっぱいは最高だぜっ!!



「へへ♪どーだ、マサト?気持ち良いか?」


「ん…っ♥そりゃ気持ち良いよな…?何せアタイとユウトのパイズリだからな」



 ただでさえ気持ち良いパイズリプレイなのに、それをしているのがユウトとユウキ、バストサイズ98と100という美爆乳コンビによるダブルパイズリプレイとあって、こんなもの気持ち良くないわけがないっ!!



「うぉおお…っ、も、もう無理…っ!!」



 そしてそんな異次元のダブルパイズリプレイに、童貞少年(チェリーボーイ)が耐えられるハズもなく、あっさりと欲望の白濁液が解き放たれてしまった。



「きゃんっ!?」


「んん…っ!?」



 四つの乳肉の間から間欠泉の如く噴き出したソレは、二人の綺麗な顔とおっぱいを白色に化粧していく。



「なんだよ、もう出たのかよマサト♥」


「アタイらのおっぱい、そんなに気持ち良かったんだな♥」



 白く汚された二人だったが怒るでもなく、頬を赤く染め目をうっとりとさせながら互いの顔やおっぱいにかかった白濁液を舌で舐めすくっていく。



「ん…っ♥れろれろ〜♥これが…、マサトの味……♥」


「ん…っ♥ちゅ〜♥あはぁ…♥マサトの味に加えて、ユウトの味もする…♥」



 そうして、俺のムスコを挟みながら互いのおっぱいや顔を舐め合っていた二人は、やがて見つめ合うと、どちらからともなく口付けをした。



「ん…っ♥ユウキ、愛しとーっちゃん♥」


「アタイも…、ユウトのこと、愛してるぜ…♥」



 パイズリをしながらの百合キスっ!!

 なんて尊い光景っ!!

 俺のムスコがキマシタワーとなり、再び力を取り戻していくっ!!



「あんっ♥おっぱいの中でマサトのマサトが♥」


「ったく、アタイらのキス見て興奮するなんて…、マサトの変態♥」



 以前のユウキからもよく「変態」と罵られてきたが、今回の「変態♥」にはこれまでとは違う優しいニュアンスが含まれていた。

 やはり、ユウキの中で俺に対する評価が変わっているのだろう。



「んじゃ、そろそろ本番といくか。オレも、もう我慢出来ねぇしな」


「ああ…、アタイももう限界だ…♥」



 そう言って二人は俺のムスコから離れると、今度は二人揃ってこちらに足を向けて横這いになり、そして片足をあげて、濡れそぼった秘所を俺に向かって見せてきた。



「「マサト、俺(アタイ)らのこと、末永く愛して下さい♥」」



 そうして俺は、ユウトの初めてを奪い、そしてユウキとも繋がり、互いに愛を確かめ合うのだった。




*


「ん…っ♥あんっ♥はぁあんっ♥♥」



 アタイ、ユウキは婚約者であるマサトのことが嫌いだった。

 何故かと問われると…、理由を答えるのは難しいが強いて理由をあげるなら、アタイが好きなのはユウトで、そのユウトがマサトのことを愛していたから、かもしれない。


 そんなマサトと、アタイは今セッ◯スしている。



「ん…っ♥んんっ♥はぁはああんっ♥♥」



 気持ちがハッキリと変わったのは、マサトが助けに来た時。

 すごく単純だと思われても仕方がねぇが、あの時アタイらを助けてくれたマサトのことをカッコいいなと思ってしまったんだ。



 ああ…、アタイ、マサトのこと、好きになっちまったかも…♥



「ん…っ♥んちゅっ♥マサトぉお♥」



 セック◯する前にマサトとキスをした時、アタイのヘソ辺りに〈合体紋(レセプター)〉が刻まれ〈合体(コネクト)契約〉が完了したことから、この気持ちが間違いでないことはもう明らかだった。

 〈合体紋(レセプター)〉は互いに深い繋がり、愛情が無ければ刻まれないそうだ。

 ということは…、つまりそういうことだ。



 アタイは黒霧(くろぎり)優人(まさと)のことを一人の男として愛している。



 そう思った瞬間、アタイの中でトラウマとなっていたアイツ(ゲドリアーナ)の存在が消えていくのを感じた。

 アイツに無理矢理犯された初めての記憶が、マサトとの気持ち良い記憶に置き換わっていく…♥


 セッ◯スは気持ち良い…っ♥

 マサトと繋がるのは、この上なく幸せ…っ♥



「あんっ♥あんっ♥あぁああんっ♥♥マサト♥マサトぉおおお♥しゅきぃいいいいっ♥♥だいしゅきぃいいいいいいっ♥♥♥」


「ああっ!俺も愛してるぞ、ユウキっ!!」



 その瞬間、アタイの中でマサトの欲望が弾け、アタイと一体になっていく感覚を味わった。



「あはぁ…♥マサトぉ…♥大好き……♥」



 アタイはマサトのことが大好きだ……♥




*


「へへ、幸せそうな顔で寝てるな、ユウキ」


「ああ、そうだな…」



 ユウトとユウキ、二人が満足するまで何度も何度も交わった後、ユウキは力尽きたのかスースーと寝息をたてながら眠りに落ちていた。

 今俺達は裸のままベッドに俺を挟んで三人で横になり、幸せそうに眠るユウキを眺めながら俺とユウトとでピロートークをしていた。



「ところで、ユウトは大丈夫か?その…、初めてだったのに何度も何度もヤっちまって…」


「ん?ああ、確かに最初は痛かったけど、でも、ヤってる内に気持ち良さのが勝ったっつーか…♥それよりマサトの方こそ大丈夫なん?」


「ああ…、『真力覚醒(レベルアッパー)』を自分にかけてたからな」



 俺の中に覚醒した超能力『真力覚醒(レベルアッパー)』は戦闘能力を上げるだけでなく、どうやら精力を上げることも出来るようで、そのおかげで何度も交わることが出来たのだ。



「そんな使い方あんのかよ。でも、それなら安心だな」


「安心って?」


「マサトには婚約者が八人もいるからな、その力があるんなら八人全員と同時にエッチしても問題なさそうやなって」


「ま…、まぁ…それはどうかな……?」



 確かに俺には八人の婚約者がいるが、だからといって八人同時に相手にするようなことがあるのだろうか?



「そういう日が来るとして…、今はまず残りの三人を助け出さないとな」


「ああ。サキとレンカ、それにユイ。絶対に助け出し、そして【クラリス団】を壊滅させちゃる…っ!」


「ああ!」



 俺とユウトは決意を新たにすると、そのままゆっくり目を閉じ…、



「マサトー!次は私達の番だよー!!私達とエッチしよーっ!!」


「ちょっ、マミちゃんっ!!勝手に部屋開けて押しかけちゃダメでしょっ!?」


「まだユウト達とお愉しみ中だったらどうすんのさ〜」


「なぁっ!?ちょっ、お前らっ!?勝手に部屋入って来んなよ!!終わったら呼びに行くけんそれまで待ってろって言ったやろ!?」


「いつまで待っても来んけん、こっちから来たっちゃろーもん!」


「んん…?一体何事…?…って、うわぁああっ!?マミとマリとフレンダぁ!?何勝手に部屋に入って来てんだよぉおおおおっ!?」



 マミとマリ、フレンダの三人が部屋に押しかけてきたことで、ユウキも目を覚まし、セ◯クスの後の余韻も何も無くなってしまった。



「それよりマサト!ユウちゃんとユウキちゃんとエッチ終わったんなら、次は私達とシよ!ね?」



 ヤる気満々のマミの表情と勢いに飲まれる形で、結局俺はその後半日かけて、マミとマリ、フレンダの三人と交わることとなったのだった……

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