表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖典のアルカナム  作者: ヌキヤ讃岐屋
第一章 学園(前編)
9/49

決闘2

もう陽が落ち空は朱から変わり月が闇を照らし出した

四角形の闘技場には観客の生徒がこんな時間にも関わらずかなりの数が集まっている

ざっと見渡して四、五百人と言ったところか


この学校では、ランカーつまりランキング上位の生徒との決闘は貴重な事なんだそうだ


今この会場では俺の噂が飛び交っているようだ

新人潰しにランカーがでるのか?とか、あの新人が貴族相手に女を賭けて戦うとかいろいろだ


『さぁ!いよいよ始まりますは、ランキング十四位!ブラッド選手VS新入生のアスランくん!彼は今日入学したと言うのに様々な噂で学園を騒がせております!』


あぁ悪かったな、俺が広めてないのに話に尾ひれが勝手に付いて付いて付きまくったんだろうが…

人のせいにするなよ!?


『ブラッド選手は鞭の使い手!多彩な技と動きで対戦相手を翻弄し反撃の間を与えず痛めつけるドS!返り血に染まる顔から放たれる爽やかな笑顔はまさに『蛇刈り(スネークイーター)』!対するアスラン選手は...えぇ、今情報が入りました!学園長曰く...!!なんと!ランキング十三位バナック選手を既に打ち破ったと!?』


おい!?あのジジイ!?何とんでもねぇ暴露かましてんだ!?

あれか?俺との約束は特に意味をなさんと思ってもうぶちまけちゃえと?試合を盛り上げろと言いたげな感じだなおい!?


『アスラン選手は片手直剣の使い手さらに!剣と魔法の名手!剣聖だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!』


剣聖は魔法と剣を同時に操りどちらのレベルも上級以上に使いこなす者を指す言葉だ

この世界は基本的に才能があるやつでも2つ以上の技術を極めることは愚か、使いこなすことも難しいらしい


まぁ、俺はこの世界に降りた時点で人を辞めてるって神様に言われてたんだし例外中の例外だけどね

学園長に一つでも特技を!って言われて言ったのが運の尽きだな...今度絞めよう…。


『こんな凄い新人有り得るのか!?ちょっと信じ難いことが多いのですが本当なんでしょうか?答えてください!』


この実況うるさ!なんでそんなに楽しそうなんだよ...

てか、横で何微笑んで試合観戦してるの?ミラとミラーナ!?

とりあえず手でも降っておくか…どう取られるかなぁ(笑)


『本当の様です!これはすごい!えーっ、実況席は解説のミラ先生と今回の二人の勝負の報酬であるミラーナさんが来てくれています!お二人共よろしくお願いします!』


『はい、よろしくお願いします。』

『よ、よろしくお願いします...』

『実況は三年三組リベート·バランスがお送りします!』


はぁ、なんでこうなったんだろうなぁ...

てか、人に振っといてあんなにスルーされるとか…

俺は悪いことどころか本当に流れで何もしてないのに


「いい感じに盛り上がった所で始めようか?」

野郎はふふふっと薄ら笑いを浮かべている

真剣勝負が始まる...



--------



『さぁ、では両者位置について···試合開始ぃぃぃぃ!!』


まずは速攻だ

合図とともに俺は高速で抜刀する

狙いは武器の柄、武器を破壊してさっさと終わらせる

聖国流直剣突進ノ型三番『死突』!!

今回の軸は左足、軸足を立てて走り出す体重と剣の重さを間合いに相手を入れしだい抜き身の剣に乗せる、瞬発力を全て乗せた俺の剣は対応とパリィ不可の能力を生み出す

日本刀では無いため居合は出来ない

けれど重心の移動で似たようなことは出来る

日本由来の弐ノ太刀要らずの奥義だこれで沈...め......


「ハァッ!」

ブラッドは鞭を巻き付かせた、刀身をの軌道を変えようという考えか?

だか、俺の一撃はその程度ではびくともしない

何よりこの間合い、一足一刀を超えて互いの首に刃を突きつけ会える距離だ

バキッ!!

破砕音とともに俺がブラッドを抜く、確実に腹に一撃入った


えッ!?何!?普通に当たったけど!?

ま、まさか、あれで避けられると思ってたのか?...チーン


が、俺の考えとは裏腹に俺のディレイ時間俺に鞭が飛来した

ブフッ!?

口から血の匂いがする外皮から響くような痛みが...!


「フハハハハ!残念だったな新入り、いい一撃だが俺には届かなかったようだ!」

ボゴッ!

そういう奴の足元に鉄の塊が落ちてくる...野郎ォォ!!


「あの、先輩その鉄の塊は?」

「フハハハハハハハハ!!」

無視して鞭振るって来やった!?

くっそー、貴族だからってなんでもありか!?


俺は剣を構え再び突撃する

また奴は突撃に合わせて鞭を振るう

が、俺の剣を捕えたままやつの腹にのめり...込まなかった

いま体がぶれたように見えた?


「俺の『蛇刈り(スネークイーター)』の名の由来を教えてやる、それはムチと体の柔らかさで相手の攻撃を受けず相手を絡めとり潰す。それこそが俺の技だ!貴様の攻撃など当たらん!」


そしてその後幾度と剣を振るうも全て避けられそしてカウンター気味に鞭を叩き込まれる


「ハハハハ!煽てられて嬉しかったよなぁ?バナックに勝っただと?嘘をつくな!!奴はもっと強くあったお前のような雑魚とは違う!貴族でもない貴様が剣聖だと?ふざけるなッ!今すぐ全てを脱ぎ土下座で許しを乞えッ!そうすれば鞭打ち百回で許してやる」


はぁはぁはぁ、やりずらい

なんだよ、こいつ人を裸にするの好きだなおい

でも、俺が負けたらミラーナは確実にこいつの性奴隷にされるだろう

それくらいやっても変じゃないのがこの世界の人間だ


やるか?やるのか?ここでもうやるのか?

目の前が一時的にブラックアウトする

『やれよ、あんなやつに負けることはない』

頭の中に声が響く

『僕達に負けることは許されない』

二人目の声が囁きかける

『やれ、俺らの力は』

俺達の力は...

『僕達の力は』

『『ここからが本当の力だッ!』』


目を開いた俺は体に力が満ち満ちていた…



テスト期間で投稿伸びてしまいすいません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ