学園の幽霊?前編
ラミアスとグレンが戦ったあと後始末を学園が内密に行い今は何事も無かったかのように今は学校が運営されている
同時に今も外では1年以外の学生が戦いを繰り広げランキングの順位上げに奮闘していた
そんなある日とある噂が流れた
「幽霊事件?なんだそれ?」
季節は初夏に差し掛かっている
こんな時期に学園で幽霊が出たなんてリアルのラノベ展開期待したいんだけど···
「それがですね···」
ルフェイ曰くなんでも最近学園内で警備をしていた生徒が物音を聞いたり、髪の長い少女が物陰に消えていった、戦いの最中に待ち伏せしていたら後ろから襲われて気絶したとかいろいろだった
共通点は夕方から夜にかけてであり、場所は学園内であること
そして襲われているのは男子生徒だけという事だった
「それでなんでそんな話を?」
「この噂を解明して欲しいとミラさんに頼まれたんですぅ···」
真結瑠がオロオロしながら申し訳なさそうにしている
「そ、そうなんだ···じゃあ解決のために探すとしてどこを探すんだ?幽霊なんて雲を掴むより難しいだろ、まず存在してるのかすら分からないからな」
日本にいた頃ですら俺は幽霊とか悪魔とかオカルト的なことには縁がなかったし、見たこともないものを信じることなんて俺は出来なかった
でもこの世界なら例えばゾンビやアンデットは悪霊の召喚、魔術による擬似蘇生が使われている。
精霊術師は精霊を呼び出して天候すら操るらしいし、常識が通用しないのがこの世界だ。
幽霊の1匹や2匹いても不思議はないのか?
「一応聞くけど、皆は見たことある?幽霊とか?」
俺の疑問にミラーナ、ルフェイ、リーナ、真結瑠は少しの思考をして各々答える
「私は見たことないよ?お母さんがよく『遅くまで夜更かししてる悪い子は幽霊さんが連れてっちゃうわよ!』って言っていたのぐらいしかそういう話は関わったことないですね」
やっぱりどこの世界でも子供を寝かしつける言葉は変わらないんだね
「私はも特にはありませんアラン様。まぁ影からコソコソ狙う悪童をお仕置きしたくらいでしょうか?」
ルフェイのお仕置きとかちょっと怖いかも···
「私もないな。王という役柄まず私の前に立つものは限られていたのでな、まぁいたとしたら既に切り伏せているだろう」
うん、聖王国の方々は怖いことをいうってハッキリ分かるんだね
「わ、私は!そ、その···えっと···あり···ます··です。」
見たことない3人組は興味津々と真結瑠に視線を集める
それと同時に真結瑠は恥ずかしがって俺の腕を掴み隠れてしまう
これだと話が進まないので真結瑠を元の位置に戻るよう促し3人の視線を緩めるように注意する
「えっと···前に学園の北棟に道に迷って行ってしまったことがあります。その時に女の子の歌が聞こえたんです。それで綺麗な歌と思って声を辿っていくと曲がり角があって、角の手前までは間違いなく声が聞こえていたんです。けど曲がって進んでみるといつの間にか歌が止んでいることに気づいたんです。そこは壁で行き止まりでした。それで私怖くなって大急ぎで校舎から逃げたんですけど···」
確かに怖い話だな···
けど今の話と今回の騒動関連がありそうだな
「真結瑠その歌を聞いた場所って覚えてるか?」
「は、はい覚えてます···?」
「そうですねアラン様恐らくその歌声の主が今回の鍵だと思います」
同意をするルフェイ
「そうだな、そこを確認するのが今は良さそうだな?」
控えめだが更に同意するリーナ
「アラン兄ぃ、その案件俺にも一枚噛ませてくれよ!」
扉はすでに開いていてその壁にもたれ掛かるようにレイが立っていた
「なっ!?なんでレイさんがいるんですか!?」
「よぉレイ、久方ぶりだな?」
「ヒィッ!?」
なんで怖がってるの真結瑠は···
「お久しぶりです王。ついでにルフェイもな。で、アラン兄ぃ!今回は俺が使えるはずだぜ!なんせ幽霊なら魂だろ?俺は根源の流れが見える魔眼を持ってる。本当に幽霊なら俺が追えるはずだ!」
なるほど、もしレイで見えなければ幽霊じゃないってこだし
もし幽霊ならレイが見つけられる
この謎は終わりかな?
「それじゃあ、次で今日の授業は終わりのはずだからその後ここに集合して皆で真結瑠の言ってた現場に行こうか」
そう言って俺達は各々の授業を受けるため散っていった




